2018-01-01から1年間の記事一覧
「聖書」というだけでもう読み飛ばされそうですが、この世に楽園はないの最後に書いたように、「聖書は失敗学であると思って、時々聖書を読みながら考えるくらいが、私には宗教とのちょうど良い距離感なのかもしれない」と思っています。 20代初め頃からキリ…
来年のカレンダーはどうしようか、手帳や日記帳はどうしようかと思い悩む季節ですね。 最近は手帳売り場がやや縮小された印象がありますが、パソコンに記録を残すのは何かと不安なことが多く、やはり紙に書くという方法は根強い人気があるのではないかと思い…
地図の基本である測量について書かれたものを読むと、三角点や水準点そして海からの高さの基準になる基準水準点と、もうひとつ、「日本経緯度原点」があります。 「近代測量の幕開け」の展示ではその日本経緯度原点については、「日本の位置の基準となるもの…
「近代測量の幕開け」を観に行くのに、行きはつくばエキスプレスでしたが、帰りは途中で寄ってみたいところがあったので別の路線に乗り換えました。 座席は空いていたのですが、座席に座っていると限られた方向の風景しかみえません。 車窓から見える地形を…
先日観に行った「近代測量の幕開け」で、もうひとつ疑問が解けたことがありました。 今年の夏は災害と認識する暑さが続いていたので、冷房が効いたあちこちの郷土資料館を訪ねました。そこまで行くだけでも大汗でしたが。 明治時代から昭和にかけて渋谷に搾…
地図と測量の科学館で11月13日から12月24日まで「企画展 近代測量の幕開け」があることを知り、いてもたってもいられなくなって出かけました。 いつも行き当たりばったりの散歩なのですが、今年は思いつきで行った場所で水準点に出会い、そこから関心が日本…
唐突なタイトルですが、これは旧約聖書のヨブ記のテーマです。 20代後半から旧約聖書と新約聖書を読み始めたのですが、たとえ話など教訓的なわかりやすい話が多い新約聖書に比べても、難解なのが旧約聖書でした。 歴史背景やその地域の地理、気候、文化など…
今日は、横文字というより和製英語の話でしょうか。 私が中学生以来ほとんど使うことも耳にすることもなかった英単語を最近よく耳にするようになり、こんな意味になるのかとちょっと驚いています。 buzzって確か、蜂がブンブンいうという意味だったように記…
疎水という言葉が初めて印象に残ったのは、確かブラタモリで琵琶湖疏水を紹介していたときでした。 なんとなく知っているつもりになって、その言葉をそのままにしていました。 大和田機場から印旛沼よりにあるまっすぐな新川ですが、印旛放水路の「概要」に…
印旛沼、手賀沼、牛久沼あるいは谷中湖といった大きな湖沼が関東平野にはあり、その場所がだいたいどこにあるのかはしょっちゅう地図を見ていたのでわかっていたのですが、それが利根川流域であることがつながって見えて来たのがここ2〜3年です。 そして利根…
谷津干潟は1960年代から70年代の工業地帯が開発される時代に、そこだけなぜか取り残された。 その理解で概ね合っているようですが、Wikipediaの概要には「習志野市谷津地先の干潟は利根川放水路計画により旧大蔵省の所有であったために埋め立てを免れ」とあ…
私の散歩コースは、地図をつらつらと眺めることで決まることがほとんどです。 暇ができると地図を眺めています。 穴が開くほど地図を眺めているはずなのに、時々見ているはずなのに見ていないものに気づくので、ちょっとヒヤリとしながらもまた新たに目的地…
時々呪文のようなタイトルになるのですが、パッと見て思いつくのは「詐欺とカモ」でしょうか。 今回は、鳥の話です。 先日、目黒川緑道を歩いていたら、さぎが2羽いました。 そこは、目黒川の上流部分の暗渠の上に下水道の再生水を流した人工の川です。 周辺…
「バースレビュー」、何を意味するのかすぐに答えられるのであれば、相当、「出産」に関心のある方かもしれません。 分娩施設に勤務しているスタッフなら、「積極的に使っている」「意味は知っているが使っていない」「聞いたことがある程度」「知らない」は…
日本だと「人」や「人間」という漢字を使って「ヒト」を表すので、「人の漢字を見るとわかるように、人間は支え合って生きて行くもの」とか「人間は一人では生きていけない、人と人の間で生きるのだ」という話は、どこかで一度は聞く話ですね。 あるいは言い…
毎日、ニュースの続報を待っていました。 おそらく資格停止処分が短縮されるだろうという、私の期待は甘かったようです。 競泳 古賀が不服申し立て ドーピングで資格停止に不満 競泳男子で2018年リオデジャネイロ五輪代表の古賀淳也(31)=第一三共=がドー…
三浦半島へ行くときに京急線品川駅のホームで電車を待つ間、目の前に坂道があることに気づきました。 以前、品川駅をよく利用していたのですが、駅のそばにこんなに高低差があることに気づいていなかったことに愕然としました。 ああ、ここが以前の海岸線だ…
国会庭園北庭の日本水準点を見たあと、どうやって帰宅するか地図を眺めながら考えました。数路線の地下鉄が通っているので、どれに乗っても帰れるのですが、せっかくだからふだんは歩かないような道を探してみました。 昨年、溜池山王駅あたりから赤坂見附方…
面会についていろいろと考えるこの頃ですが、頼みの綱のWikipediaにも面会についてのまとめは無いようです。 コトバンクでも、「人と会うこと」の意味だけでした。 病院や介護施設などへの面会の機会が以前に比べて増えて、身近な言葉になったと思うのですが…
水準点や験潮場が気になり、やはり日本水準原点をこの目で見てみようと思いつきました。 知識の習得は脇に置いて、まずはその場を見たいというレベルの関心です。 国会庭園(北庭)は、20年以上前に行った記憶があります。なぜ行ったのかも覚えていませんし…
コンプレックスという言葉は、ストレスやリスクよりも先に私が中学生か高校生ぐらいの頃にはもう使っていたのではないかと思います。 「劣等感を持っている」と言うよりも、「コンプレックスがあるよね」と言う方がなんとなくやんわりとした感じになるような…
50年に一度のレベルの水害からその地域が立ち直るには、どれくらいの時間が必要なのでしょうか。 おそらく50年どころか一世紀、二世紀とかけて作ってきた田畑や集落が、一晩の雨でなくなってしまうのが災害の恐ろしさですね。 祖父母や曾祖父母がいつ頃から…
先日の夕方、とあることで皮膚科を受診しました。 受付から診察まで2時間待ちの混み方で、その大半が子どもたちでした。 看護師さんが症状を確認しているのを聞いていると、顔に小さなぶつぶつができたとか、虫刺されで掻いたあとが少し化膿しているといった…
利根川や江戸川流域はこれまでほとんど訪れたことがない地域でしたから、私の頭の中の地図はそのあたりは白紙のような状態でした。 今年は、古代蓮を見に行ったり、利根大堰を訪れたので、なんども地図を見ているうちに利根川流域を思い浮かべられるようにな…
災害といわれるほどの暑さがようやくおさまったので、ずっと計画していたことを実行できました。 それは江戸川の「源流」を訪ねることでした。 これまでも水元公園へ向かう途中で江戸川の堤防沿いを歩いたり、河口付近の旧江戸川沿いを歩きました。 江戸川の…
咋日のニシアフリカコガタワニで紹介した東京ズーネットの記事の中に、興味深いことが書かれていました。 じつはニシアフリカコガタワニが属するクロコダイル科のワニの中には、卵を温めるときの温度で性別が決まる種が知られています。「温度性決定」という…
上野動物園のニシアフリカコガタワニの子どもが公開されたと聞いて、見に行きました。 8月13日から21日の間に50.6gという小ささで誕生した子ワニは、その後どれくらいの大きさになっているかがまず気になっていました。 パンダのように身体計測のデーターが…
ひとつのタイトルでいくつか記事がたまったままになっているものがあります。 なぜそのタイトルを思いついたのだろう、そのまままとめて良いのだろうかと逡巡することもあります。 「助産師の歴史」もすでに5つほど、記事があります。 ただ、学問的な歴史の…
さくらトラムから横文字の魔法について考えていたら、新たなタイトルを思いつきました。 外来語という意味での横文字ですが、真っ先に思い浮かぶのが「ストレス」という言葉です。 老若男女、この言葉の存在を知らない人や「その言葉を使ったことがない」と…
先週の「アド街ック天国」は三ノ輪周辺でした。 その中で都電荒川線が紹介されていました。 昨年は、荒川や隅田川、神田川を辿って散歩をしたので、結構、都電荒川線には乗りました。 番組の中の都電荒川線を観ているだけで、荒川線の乗客が多い車内の雰囲気…