2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

水の神様を訪ねる 39 瀧神社、湧水で馬を洗う

なんとなく蛇行する道から崖線だろうと見当をつけた散歩でしたが、その途中にある神社をつなぎながら計画を立てていた時に、瀧神社を検索したらなんと湧水があることと、馬に関係があることを知りました。 たしかに競馬場の近くにありますが、地図では水色の…

散歩をする 309 武蔵野台から是政へ

6月20日で3回目の緊急事態宣言が終わりましたが、都県境を越えない散歩の記録がまだ続きます。 布田崖線を歩いた時に、多摩川由来の崖線の保全運動を知りました。 地図を見ていたら、武蔵野台地の上と下の生活の違いの痕跡がありそうな場所が見えてきました…

鵺(ぬえ)のような 3 観測気球

一転して酒類の販売を中止するニュースを追っていたら、その前に会場でアルコールを販売するというニュースが「観測気球」だったと書かれている記事を目にしました。どの記事だったのか、見つからないのですが。 「観測気球」 私がこの表現を耳にするように…

シュールな光景 21 「五輪会場での酒類の販売や提供一転して見送る」

「東京五輪会場での酒類の販売や提供一転して見送る方向で調整」(2021年6月22日、NHK NEWS WEB)ということになって、まずはほっとしました。 有観客やパブリックビューも「人流の抑制」とはつじつまが合わないのですが、会場での「酒類の提供」なんてもう…

水のあれこれ 179 立川、富士見緑地の湧水

昭和用水が残堀川に合流する場所から150mほど上流側に、地図ではもう一本、東西に流れる水路が描かれています。 その上が崖線を利用した貯水地のようで、国立昭和記念公園内から流れてきた残堀川がそこでくの字に曲がって流れを変えています。 そのもう一本…

水のあれこれ 178 昭和用水と残堀川

郷地町の崖線側の水路から多摩川へと近づくと、幅3mほどでしょうか、昭和用水の水路がありました。 近づくと、ここにも大きな鯉がいたのですが、流れが早いのか時々押し戻されています。 反対側は、水田だったのだろうと思われる一段低い空き地があったり、…

落ち着いた街 13 郷地町の崖線と水路を歩く

立川崖線と昭和用水を訪ねるために、西立川駅に降りました。 小さな駅なのに広いホームがあるのは、北側に国立昭和記念公園があるからで、1990年代と数年前の2回行ったことがあります。四季折々の草花が広大な敷地に植えられていて美しい公園です。この日は…

散歩をする 308 立川崖線の湧水と昭和用水

都内の農業用水を読んでいたら「昭和用水」がありました。どこから取水しているのだろうと地図を見ると、5月初旬に歩いた高月町の対岸に取水堰がありました。 そこから水路をたどると、2017年から2018年にかけてその辺りを散歩した記憶とつながりました。当…

散歩をする 307 谷地川から滝山、高月用水へ

雷雨になりそうで引き返した日野用水から谷地川の散歩ですが、もっと谷地川の中流域の風景を見たくなり2日後にまた出かけました。 もともと多摩川右岸の水田を見たいと思って計画した散歩でしたが、日野用水沿いは畑地でした。もう少し多摩川近くまで行けば…

水のあれこれ 177 日野用水

日野用水について詳しい説明を探してみたところ、国土交通省の「多摩川の見どころ」に「20.日野用水(東京都八王子平町〜日野市)がありました。 ちょっと長いのですが、そのまま記録しておこうと思います。 日野市域は、 江戸時代に多摩川と浅川から引かれ…

散歩をする 306 谷地川の遊歩道を歩く

日野駅から多摩川に並行して何本かの水路があり、それをたどっていくと途中で谷地川があります。 今回、計画の段階で、一本の水路がその谷地川と交差していることにも関心が湧いたのでした。 そしてその谷地川は、以前から散歩の計画ノートに書かれていまし…

散歩をする 305 日野用水沿いに歩く

30年ぶりに日野駅に降りました。 駅の西側には日野台地の端の崖のように高い場所があるのは、記憶通りでした。改札を出て甲州街道沿いに少し歩くと、最初の交差点の反対側に小さな公園があり、さっそく水音が聞こえてきました。 30年前もこの辺りを歩いたの…

散歩をする 304 多摩川右岸の田んぼを訪ねる

また5月の散歩の記録に戻ります。 5月初旬、そろそろあちこちで田植えのニュースが聞こえる頃です。昨年に続き、田植え後の田んぼの風景を見逃したくないと思いました。 ただ、絶対に都県境を越えない散歩を実施中です。都内の田んぼとなると、まず思いつい…

小金がまわる 26 蛸は身を食う

「蛸は身を食う」 資本や財産を食い減らすたとえ。蛸は空腹になると自分の足を食うといわれるところから (「ことわざ辞典ONLINE」) なんとなく子どもの頃から知っていた諺ですが、本当に蛸の生態はどうなのだろうと思ってもなんだか有耶無耶のようです。薀…

行間を読む 113 安政の大地震

1970年代半ばの高校時代に受けた日本史と世界史の授業では、時間が足りなくて十九世紀後半から二十世紀初頭の歴史は駆け足で習いました。 その時代が、まだ歴史として検証されていない時期だったのかもしれません。 先日の散歩から安政2年(1855年)の大地震…

水の神様を訪ねる 38 波除碑と洲崎神社

地図で古石場川親水公園の東側のあたりを見ていたら、「波除碑 平久橋碑」という表示を見つけました。 昔の埋立地の防波堤か何かかなと想像しながら地図をたどると、東西線木場駅の近くにある洲崎神社の境内に「津波警告の碑」を見つけました。 東京湾での津…

散歩をする 303 古石場川親水公園

6月初旬、重い腰を上げて出かけたのは、江東区でした。 気持ちが沈んでいる時には、葛西臨海公園で海をぼーっと眺めるのもいいかなと思って、なんとなく地図を眺めていました。 そして京葉線に乗って、辰巳国際水泳場と東京アクアティクスセンターを見たら、…

気持ちの問題 65 ネジバナに元気をもらう

まだまだ絶賛絶対に都県境を超えない散歩を実施中で、行きたいところも次々とあるのですが、先日、私にしては珍しくちょっとエネルギー切れのようになった日がありました。 パソコンに向かってもなんだか文章が出てこない、外出のための身支度をしようと思っ…

行間を読む 112 地の塩のような文章

散歩をするようになって、歩きながらいろいろと考えています。 その中でも、小名野ケ谷の歴史を書き残そうとされている文章などに、ああこれもまた地の塩というのだろうなと思うようになりました。 深大寺用水東堀を訪ねて歩いた最後は、吉祥寺病院の脇に出…

水のあれこれ 176 深大寺用水

深大寺用水と検索すると、すぐに歴史がわかると思ったのですが、頼みの綱のWikipediaもありませんでした。 でも、多くの人がこの深大寺用水跡を探しながら歩いている記録があります。 調布市の「キッズページ」の「明治時代」にこんなことが書かれていました…

水の神様を訪ねる 37 小名野ケ谷の鎮守様

今回歩いた深大寺用水東堀の途中で、諏訪神社に立ち寄って見ました。 社殿の壁に、本を切り取ったような紙が3枚、ビニールのカバーに入れられて貼ってありました。雨風で、ところどころ字が読めなくなっています。 この諏訪神社の歴史についてまとめられた…

散歩をする 302 つつじヶ丘から深大寺用水東堀を歩く

中仙川遊歩道から池ノ上神社まで歩いて満足したのですが、中仙川遊歩道の二手に分かれたもう一つの道が日に日に気になり始めました。 地図では、ところどころ遊歩道らしい住宅と住宅の間の空間があり、航空写真に切り替えると木が続いていてやはり遊歩道のよ…

水の神様を訪ねる 36 深大寺と池ノ上神社

入間川の上流部を確認できて満足し、そこから、いつか歩いてみようと思っていた場所へ向かいました。 年間パスポートを購入して神代植物公園に行くようになったのが2017年ですが、この崖線の上にある植物園から坂を下ると、崖の途中に深大寺があり、そして神…

散歩をする 301 中仙川遊歩道を歩く

5月の散歩の記録が追いついていかないのですが、5月初旬に出かけた絶対に都県境を越えない散歩です。 昨年夏に、実篤公園と入間川を散歩したのですが、10月に入って「東京外郭環状道路の地下ルート上にある市道が陥没」したニュースがありました。地名を聞い…

10年ひとむかし  80 労働の対価としての適正な価格

ちょっと小難しいタイトルですが、経済とか数字が苦手な私の素朴な疑問ぐらいの話です。 すでに4月下旬ごろには夏のように気温が上がって半袖の服が欲しかったのですが、緊急事態宣言中でお店が開いていません。 通販だと写真と実物の差が大きいので、服や靴…

水の神様を訪ねる 35 御嶽神社と「杜の霊神水」

東急池上線の御嶽山駅の近くに、涼しげな鎮守の森が見えます。 4月下旬、急に夏日になりそうな日で、駅に降りて少し歩いただけでふらりとしそうでしたから、引き寄せられるようにその神社を訪ねました。 賑やかな商店街のすぐそばにあります。 御嶽神社の由…

散歩をする 300 御嶽山駅から西大井駅へ

「絶対に都県境を越えない散歩の計画」は次々とでてきました。 休みの日には散歩に出かけ、記録が追いついていきません。 4月下旬、そろそろむしょうに新幹線を見たくなってきました。 いつも東海道新幹線には品川駅から乗るのですが、品川駅を出てじきに途…

数字のあれこれ 72 元号と西暦

Macでは崖線(がいせん)が一発で漢字に転換できず、ブログを書くときにああ面倒と思っています。 もうひとつ、ブログ内では基本的に西暦に元号を併記するようにしているのですが、「令和」を転換できません。 平成どころか江戸時代の元号さえすぐに転換され…

落ち着いた街 12 落ち着いて問題解決方法を探す

東京都都市整備局による「崖線の緑を保全するためのガイドライン」(平成24年)の具体的取組として、「緑地保全、建築・開発規制、景観形成など各種制度を組み合わせた保全手法や適切な維持管理手法などを取りまとめた崖線の緑を保全するガイドラインを策定…

水のあれこれ 175 崖線

今日のタイトル、「がいせん」と打ち込んでも、Macでは一発で漢字に転換できません。あまり馴染みのない言葉かもしれませんね。 国分寺崖線を知ってから私も読めるようになったのですが、毎回、「がけ」「せん」と打ち込みながら、いつ頃この読み方を知った…