散歩をする 394 鴨川(埼玉県)沿いの堤防を歩く

4月上旬、12時台の湘南新宿ラインで大宮へ向かいました。休みの散歩は、ロングシートの向かい合った人と目が合わないようにするストレスから解放されて車窓の風景に集中できるので、奮発してグリーン車です。 沿線は満開の桜、土手にはレンギョウやハナニラ…

散歩をする 393 鴨川から千貫樋へ

散歩の記録が2か月遅れだったのが、昨年末あたりから3ヶ月遅れになっていました。書いていると次々と知らないことや気づいていなかったことが出て、それがまた一つの記事になるので、どこかへ行ったという話が2~3週間続くようになったことが理由です。 ただ…

水のあれこれ 242 水判土

いきなりなんの題名か、どう読むのかわからないタイトルですが、地名です。 4月上旬に行った散歩で、まずここを目指しました。地図を眺めて散歩のコースを決めるのですが、「水」という地名があるこの場所はどんなところなのか、その時もまだ読み方がわから…

記録のあれこれ 120 明治用水頭首工漏水のニュース

水鏡になった水田に小さな苗が植えられたり、これから植えられる苗が田んぼのそばに準備されている風景を見に、とある地域を訪ねました。 水田は健在と満ち足りた思いで帰路についた新幹線の中で、明治用水頭首工での漏水のニュースを知りました。 昨年2月と…

水のあれこれ 241  金目川

上平塚と山下のあたりで数本の川が合流して花水木川になりますが、そこから上流の本流が金目川です。 本流ではなく河内川を歩いてみようと計画したのは、山側の住宅地と東側の水田地帯の境になっているように地図では見えたからです。 そして「公所(ぐぞ)…

散歩をする 392  花水木川から河内川、そしてあの場所へ

高麗山の案内図に、このあたりは昔、松が広がっていたけれど昭和60年頃に無くなったことが書かれていました。 あの目黒の自然教育園で知った「遷移」でしょうか、それとも他に理由があるのでしょうか。 そんなことを考えながらお花見の人で賑わう堤防を歩い…

散歩をする 391 大磯駅から高麗山県民の森へ

3月下旬、お昼頃に家を出発し、小田急線藤沢駅でJR東海道線に乗り換えて大磯駅に到着しました。 駅前からすぐに急な下り坂で、その向こうに春の陽射しに輝いた相模湾が見えました。 気温は19度ですが、急に寒くなったり真夏のような暑さになったりと変動が激…

散歩をする 390 あの山はなんというのかという場所を目指す

ここ数年、東海道新幹線に乗る機会が増えて、一瞬たりとも風景を見逃すまいと車窓に顔をくっつけています。 最初の頃は海を見たくてA席にすることが多かったのですが、その時にこんな風景があるのかと驚いた場所があります。 相模川を越えてしばらくすると、…

記憶についてのあれこれ 172  飛田給

京王線飛田給駅は、府中崖線沿いの散歩などで通過することが増えました。 初めて「飛田給駅」を記憶したのが、1970年代終わりごろだと思います。 当時、世田谷に住んでいて、京王線国領駅に行く機会がありました。一旦、渋谷駅に出て国鉄で新宿駅に行き、そ…

散歩をする 389  飛田給から白糸台まで、押立を回って歩く

3月下旬、夕方に少し時間があったので、いつか歩いてみようと思っていた場所を訪ねることにしました。 府中市押立(おしたて)町で、多摩川左岸の中央自動車道の南側、府中市と調布市との境目にある場所です。 そこから東は調布市飛田給や調布市上石原で、ち…

こんな地図があるといいな 9 地名が読めて、歴史もわかる地図

最近iPhoneやMacの地図が重層的になり、川の名前をクリックすると名前が大きく表示されて住所や座標(北緯、南緯)も表示されるようになりました。 川の名前は指でビヨ〜んとしても地図上では拡大されない設定のようで、小さくて読めないのでほんとこれは助…

事実とは何か 89 地図は歴史を表す

このところ、1970年台から80年代に記憶した東欧の国々の名前ではない国名を耳にする機会が増えました。 ジョージア国もその一つで、どこだろうとMacの地図で検索したら、なんとアメリカ合衆国のジョージアを指すのです。「ジョージア国」で再検索すると「検…

運動のあれこれ 44 日本水難救済会

観光船事故のニュースで、「日本水難救済会」という組織があることを初めて知りました。 てっきり、ライフガードの皆さんを束ねる組織だと思ってそのホームページを読んでみたら、全く違った歴史を知りました。 海の犠牲者ゼロを目指して わが国は小さな島国…

水のあれこれ 240 城と水

30年ほど前に玉川上水を知ってから、地図を眺めているとまず水色の線に目がいきます。 少し複雑な線がある場所は、だいたい治水の歴史や干拓や灌漑の歴史があったり、そのために水の神様がいる場所だと見当がつくようになりました。 2016年ごろからあちこち…

水のあれこれ 239 「不舎晝夜」

福山駅から岡山駅までは、まだ乗ったことのない九州新幹線の車体の便に乗れるように計画していましたが、雨で予定よりだいぶ早く福山駅に到着してしまいました。1本早い便に乗ろうと時刻表を見たら、なんと30分に1本でした。 ちょっと寒かったのですがホーム…

散歩をする 388 福山上水沿いに福山城まで歩く

井原鉄道の車窓の散歩が終わり、いよいよ福山上水を目指して歩きます。 JR福塩線神辺駅に着いた時には、本降りの雨になっていました。 3月中旬ですから、雨は冷たく感じます。 JR福塩線、このままいくと2年前に三次へ向かう芸備線から見えた、倉敷に似た雰囲…

行間を読む 146  井原鉄道について

いつか小田川のそばを歩いてみようと思って地図を眺めるようになった時に、JR伯備線清音駅とJR福塩線神辺駅を結ぶ井原鉄道に気付きました。 おそらく全国あちこちにあるような国鉄から分離されて第三セクターになった路線だろう、この区間はJRの一筆書き乗車…

散歩をする 387 井原鉄道の車窓の風景

小雨の降るなか倉敷駅に入ると、7時42分発の伯備線新見行きが3分遅れの放送がありました。 通勤通学の時間帯で、ホームには人が溢れるように並び始めました。 次の清音駅での井原鉄道に乗り換え時間は11分ですが、ICカードが使えない区間なので切符を購入す…

落ち着いた街 21 倉敷中心街鳥瞰絵図

散歩の1日目、夕食を取るために倉敷の街を歩きました。 アーケード街を少し外れると、昔ながらの家並みが結構残っていました。 駒形山の北側を行くと、昔祖父母の家に歩いて行った記憶が蘇ってくる道がありました。両側の家も、当時を思い出すような家々が残…

水のあれこれ 238 小田川と新本川

少し間が開きましたが、散歩の記録の続きです。 念願の井田跡や備中高松城水攻めの跡を歩いて、1日目が終わりました。 倉敷で一泊してホテルでニュースを見ていたら、冬の間は通行止めになる蒜山大山(ひるやまだいせん)スカイラインが4月中旬からの開通に…

行間を読む 145 79年前のドニエプル川

チェルノブイリについては記憶が断片的でしかないのですが、この地名を聞くといつも思い出す友人がいます。 東欧の歴史を専攻していた彼女と知り合ったのは、事故が起こるより3年ほど前でした。 当時は、冷戦時代の東側諸国というのはちょっと怖い国々のイメ…

記憶についてのあれこれ 171  36年前のプリピャチ

チェルノブイリ原子力発電所事故が起きた当時、私は東南アジアで生活をしていて、「大変なことが起きた」くらいの認識はあったのですがあまり記憶に残っていません。 「西側諸国が異常に気づいたのは、事故発生から2日が経過したあと」というぐらいなので、…

水のあれこれ 237 プリピャチ川とドニエプル川

ここ2ヶ月ほど、東欧の国の中でこんなに地図を眺めたことはないという状況の中で、これらの川の名前を初めて知りました。 真偽はよくわからないのですが、ウクライナ側がダムを決壊させてロシア軍を阻んだようなニュースが最初の頃にありました。まるで水攻…

記録のあれこれ 119  「水攻め」と1985年6月25日の集中豪雨

備中高松城跡付近が一面水に浸かっている1985年6月の写真を見て、「水攻めされた時もこんな感じだったのだろうか」とちょっと身震いしました。 1985年(昭和60年)、私自身は東南アジアにいたのでこの岡山の水害について記憶がないのだろうかと検索してみま…

水のあれこれ 236 水攻めと数百年後の農業用水路

大鳥居の少し手前で二本の用水路が合流し、その用水路が潤す水田地帯の途中に水攻め史跡公園がありました。 水攻め史跡公園の「蛙が鼻築堤跡」にこんな説明がありました。 天正十年(1582)に羽柴秀吉は備中高松城を攻めたが、城は典型的な沼城(ぬまじろ)…

散歩をする 386 備中高松の水攻めの跡を歩く

伊里を訪ね、岡山駅に到着して15時22分のJR吉備線に乗りました。 懐かしい水田地帯にある吉備津神社のあたりの風景を過ぎると、次が備中高松駅です。 駅前に「中国自然遊歩道案内図」がありました。 中国自然歩道は、中国5県を一周し、それぞれの地方に残さ…

行間を読む 144 「ホームは嵩上げされていない」

Wikipediaの伊里駅の「駅構造」に、「ホームは嵩上げされていない」と書かれています。 伊里の街や水田地帯を歩く前であれば、ちょっとマニアックなこの一文には目が止まらなかったことでしょう。 伊里駅に降り立つと、東側の水田地帯は線路より一段下に広が…

落ち着いた街 20  井田と伊里川沿いを歩く

日生の風景に名残惜しさを感じながら、11時56分の赤穂線に乗りました。 岡山方面からの列車が到着すると、また地元の人だけでなく観光客が降りてきました。 赤穂線がこの日生駅まで延伸したのが1956年のようですから、まだ自家用車を持つ人が少ない当時は美…

水のあれこれ 235  水夫

前回の岡山県立図書館、デジタル岡山大百科の「日生の由来」にはこんな続きが書かれています。 時代がくだり、江戸時代になると、日生付近は、幕府や藩の公用船に対する水夫(かこ)労役奉仕の義務が漁民に負わされていたことから「加子の浦」ともいわれるよ…

散歩をする 385 日生(ひなせ)

姫路駅で、新幹線からJR山陽本線播州赤穂駅行きに乗り換え、赤穂線で最初の目的地に向かいます。 最近も姫路に宿泊して何度か立ったはずの姫路駅のホームなのに、どちらが東か西か、一瞬、方向感覚を失いました。なぜだろうと確認するまもなく4両の列車が入…