新生児の哺乳行動とは 12  <とらねこ日誌に載せていただきました>2013年7月12日追記あり

胎児から新生児になった瞬間から劇的に腸内が変化していくのに、なぜ母乳を飲ませるテクニックのような話ばかりになるのだろう。


赤ちゃんが眠らなかったりぐずったり、あるいは吸いつかないなど、すべて母乳やおっぱいのせいにされてしまうのだろう。


なぜあの劇的に変化するうんちに注目されないのだろう。


そんな思いでいろいろと浮かんできたことを、doramaoさんの「母乳への圧力その2」のコメント欄に書かせていただきました。
「母乳への圧力」もあわせて是非どうぞ)


今から3年半も前のことになるのですね。
年末年始だったというのに、なんだか夢中になって書いていたことを思い出します。


人様のブログに超超大量のコメントを書き続けたというのに、寛大なdoramaoさんはもうひとつの「どらねこ日誌」というブログでまとめてくださいました。
そのブログが閉鎖されてしまったので、今回、あらたに「とらねこ日誌」に再掲載してくださいました。

母乳育児を考えるーふぃっしゅさんのコメントより
1.「混合」栄養とは何か
2. 低血糖について
母乳育児を考えるーふぃっしゅさんのコメントよりーその2
 3. 新生児の行動や表現と関わり方
 4. 胎便と腸蠕動(ぜんどう)について「出生当日〜1日」
母乳育児を考えるーふぃっしゅさんのコメントよりーその3
 5. 胎便から移行便、腸内細菌叢(そう)について
 6. 移行便から母乳便へ
母乳育児を考えるーふぃっしゅさんのコメントよりーその4
 7. 生理的体重減少と腸内細菌叢について
 8. 生理的黄疸について
母乳育児を考えるーふぃっしゅさんのコメントよりーその5(最終回)
 9. 赤ちゃんが泣くということ
 10. 赤ちゃんの眠りと行動

doramaoさん、本当にありがとうございます。



このコメントを基本にして書き始めたのが、この「新生児にとって『哺乳行動』とは何か」のシリーズでした。

新生児にとって「哺乳行動」とは何か1
新生児にとって「哺乳行動」とは何か2
新生児にとって「哺乳行動」とは何か3 <羊水のトリビア>
新生児にとって「哺乳行動」とは何か4 <胎便>
新生児にとって「哺乳行動」とは何か5 <移行便〜母乳便>
新生児にとって「哺乳行動」とは何か6 <腸内細菌叢>
新生児にとって「哺乳行動」とは何か7 <胃結腸反射>
新生児にとって「哺乳行動」とは何か8 <赤ちゃんの眠りと行動1>
新生児にとって「哺乳行動」とは何か9 <赤ちゃんの眠りと行動2>
新生児にとって「哺乳行動」とは何か10 <赤ちゃんの眠りと行動3>
新生児にとって「哺乳行動」とは何か11 <赤ちゃんの眠りと行動4>

*文中のリンク先は「どらねこ日誌」から今回の「とらねこ日誌」に変更しました。

あくまでも私が観察した中で「もしかしたらこういうことではないか」と考えたに過ぎないので、こういう見方もあるかもしれないぐらいの受け止め方で読んでいただければと思います。


doramaoさんの「母乳への圧力その2」の記事の中で、north-poleさんという産科医のかたのブログが紹介されています。(今はリンクできなくなってしまっていますが)
その「簡単なことを難しくしているのではないか」というタイトルが、ずっと心の中に残っています。


本当にそうだと思うのです。
そのあたりを今後ぼちぼちと書いてみようと思います。


<追記>


north-pole先生のブログをリンクしなおします。
「百丁森の一軒家(本館)」

「簡単なことを難しくしているのではないか」
こちらの「『母乳系トンデモ』をウォッチする」もあわせて是非。