大雪あれこれ

いやぁ、まさかの2週連続、しかも週末の大雪でした。


一番驚いたのは、よく使っている東横線脱線事故でした。
軽症のけが人だけで済んで本当になによりです。
写真を見ると、前方の列車の車掌さんと後方の運転手さんは押しつぶされてしまったのではないかと心配していました。


原因については事故調査委員会が調べて、あらたな安全対策がたてられていくことでしょう。
まる一日以上運休するほどの事故に遭遇した乗務員の方々がどのようなお気持ちでいらっしゃるかと思うと、なにか人事とは思えないものがありました。


あの2011年3月11日の東日本大震災の直後、夜中には首都圏の鉄道が運転再開されたことがどれだけすごいことかと忘れられません。
いつも当たり前のように使っている交通機関が、どれだけの職種のどれだけの確実な仕事によって支えられているかを思うと、あの日以来、多少遅れようが止まろうが、それを回復させようとしている方々の気持ちのほうが気になるようになりました。


さて、この大雪と冬のオリンピックの話題がほとんどの中、競泳日本選手権(25m)が開催されて、競泳のシーズンが始りました。


辰巳の国際プールまでの10分ほどの道を、雪と水たまりで行く手阻まれたのは初めてのことでした。
それでも、予選が予定より少し遅れて始ったぐらいなので、これもまた開催を影で支えてくださっている方々に本当に感謝です。


うれしかったのは、背泳ぎの酒井志穂選手が決勝まで進んでいたことでした。
おそらく記録には満足していないと思いますが、ここまで復活できたのは努力と気力以外ないことでしょう。


昨日は日本新記録がたくさん出て、伸び盛りの選手、あるいは昨年の世界水泳で活躍した選手がその結果に満足せずにさらに努力を続けている姿がたくさんありました。
それとともに、ずっと競泳をひっぱってきた選手たちの安定した泳ぎを間近で見られるのが、私が通い続けている理由のひとつです。


今日も2日目が開催されます。
最近はUstreamでも中継されるようです。遠方でなかなか競泳大会を見られない方々のためにとてもよいことだと思います。
できれば、国際大会も全部中継してくれるとうれしいですが。


ところで昨日の午前中は、まだ低気圧通過中で大荒れでした。
こんな雪の日にはさすがのかっぱもプールには来ないと踏んで、泳ぎに行きました。
正解でした。4人ほどしかいないプールを悠々と泳げました。
かっぱは大雪には弱いことが証明されました。


プールを開けてくださった関係者の皆さん、どうもありがとうございました。