衣類のビッグデータ

前回に引き続き、しょうもないデータの話です。


「11月前半はまだ暖かいと思う」という私の実感についてどうなのか、調べてみました。


気象庁「東京 平均値」をみると、案外、私の体感温度は実測データに合っているのではないかと思います。


まあ11月は「日最高 16.9℃」「日最低 9.9度」ですから暖かいとは言えないかもしれませんが、それでもこの1週間でも20度を超えている日も何日かありました。


5月の気温は「日最高 22.8度」「日最低 15.4度」ですが、10月もだいたいそれぐらいです。
4月だとまだコートややや厚めの服を着ている人もいますが、さすがに5月には見かけなくなります。


私の場合、5月だと半袖でサンダルの出番ですから、10月も同じ服装になります。


本格的な冬物が必要になるのは12月中旬ぐらいから3月初旬ぐらいまでです。
年間の4分の3ぐらいは、ほぼ夏物か薄めの長袖類というのが私の衣装ダンスの中身です。


<季節に前のめりになっている売り場>


日本は四季があるので衣替えが必要ですが、私は今頃の時期にようやく夏物を少し片付けて、少し冬物に入れ替える程度です。


ところが、どうもこの私の生活パターンが日本社会のペースに合っていない事を毎年痛感します。


4月には半袖が欲しいのに、衣料品売り場にはまずありません。
10月もまだ半袖の服を新しく購入したいのですが、もうとっくにありません。


7月中旬になると夏物一掃セールが始まり、8月になると秋冬物になっています。
8月9月の冷房がガンガン効いた店内で夏物がほとんど扱われていなくて、セーターやコートを見る時のあのむなしさ。


5月終わり頃から7月中に私は年間4分の3の時期の衣類を計画的に、もれなく購入しなければならないので気が焦ります。


東南アジアで暮らした時は、年中同じ物で良かったので本当に気が楽でした。
日本に戻るとまた「あの季節の先取り感」に煽られた生活になるのか、と憂鬱になっていました。
なんだか人生を生き急いでいるような感じですね。


でもやっぱり9月になると寒いと感じる人が増えるから、8月には売り始めるのでしょうか。
実際にはどれくらいの割合なのでしょう。
というわけで、日本人の衣類のビッグデータを知りたいと思う私です。