世界はひろいな 38 <もふもふとかもやもやとか>

今日も、呪文のようなタイトルです。


スナップエンドウの英語名はsnap peaだそうですが、「goo辞書」のsnapには「<物が>(はじけるような)鋭い音をたてる:<物が>パチパチ音をたてる、ビシビシいう」といった意味があるようです。


ということは、カラスノエンドウの黒い鞘がはじけるのと同じような現象からつけられた名前なのでしょうか。


先日来、もふもふとかもやもやといった表現を使っていて、ふと思い出したことがありました。


80年代に東南アジアで暮らして、初めて英語や現地の言葉でコミュニケーションをとらなければいけない状況になった時に、日本語の特殊性を痛感したことがありました。
ええ、もちろん英語はなんちゃって英語のレベルですし、現地語にいたっては幼児レベルでしたから、「日本語の特殊性」なんて大層な話ではないのですが。


それは、冒頭の「goo辞書」の例題にあるような「パチパチはねる」とか「カチッと音がした」といった日本語では当たり前に使っていた言葉ですが、英語にも現地語ではそういう表現方法がなくて伝える事が難しいということでした。



たぶん、スナップエンドウの「snap」も日本語では「パチっとはぜる」になるのでしょうが、英語ではsnapはsnapのままなのですよね。

The twigs burned snapping.
小枝はパチパチ音をたてて燃えた。


Oil snapped in the hot frying pan.
油が熱いフライパンの中でパチパチ音をたてた。

何の会話だったのか覚えていないのですが、たとえば「雨がザーザー降っている」といった状況を表現しようと思ったのに、当時持って行った和英辞典はすごくうすくて語彙量が少なく、英語でどう表現したらよいかわからなかったので、そのまま「ザーザー」と伝えてみました。
英語が公用語になっている国のスタッフに、「?」という顔のあとに「まるで子どものような表現」と笑われたのでした。



日本で生まれ育って当たり前のように使っていた擬声語が、そういえば英語では見かけないことを初めて認識しました。
受験用の英語や、文献やニュースを読んだり聞いて英語の勉強をしていただけではわからない世界でした。


そしてその国の現地語でもこういう擬声語はないので、どうしたものかと思いましたが、生活をしていく中でありがとうやごちそうさまでさえ表現方法がない地域もあり、「OK」に相当する言葉で通じていくので助かりました。


日本に戻ると、聞き慣れない言葉や表現がどんどんと産み出されていくので、ほんと、びっくりしました。



ところで「もやもや」って英語ではどう表現するのでしょうか?
「モヤさま」の海外ロケでは、番組の主旨をどのように英語で説明しているのか気になりますね。




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