食べるということ 26 <食事とサプリメント>

50代に入った頃からか、ちょっと記憶は曖昧なのですが、泳いだ翌日には口内炎ができやすくなったような気がしています。


3000m前後を泳いだあとは、もともと、お腹がすくよりはあまりたくさん食べられなくなる傾向がありました。
水泳というのは結構な全身運動ですから、運動で消費した栄養素を食事で供給しなければならないのだと思いますが、泳いだあとはあまり食べられないことから口内炎ができやすくなるのではと勝手に体の中の仕組みを妄想しています。


それで、以前はサプリメントを使うことはなかったのですが、ここ2〜3年は口内炎に効くと書いてある「B2、B6」製剤を時々飲んでいます。
サプリというよりは市販の医薬品のカテゴリーでしょうか。
なんとかBBのサイトでは、「粘膜の健康に関わるビタミンB2は、食事で摂った栄養をエネルギーに変換される時に使われるため、疲労や激しい運動などで大きく失われます」とあり、それ以外にも「睡眠不足」「加齢」なども口内炎の原因として書かれています。


いろいろな条件が重なって、年齢とともに口内炎ができやすくなったという感じでしょうか。
それで、「ちょっと危ないな」と思うと早めに「B2、B6」製剤を飲んでいるのですが、最近、口内炎になりにくくなりました。(個人的体験談)
まあ、泳いだあとだけでなくても口内炎になることもあるので、ほんと、体の仕組みはよくわかりませんが。


スポーツ選手の話題の番組を見ても、運動するために驚異的な量の食事を必要としているようです。
食の細い選手は、食べることだけでも大変そうですね。


以前は私も、「食事だけで十分に栄養は摂れる。サプリメントは不要」だと思っていました。
通常の労作量の人へのアドバイスとしてはは適切かもしれませんが、運動や労作量が多い人、あるいは経口摂取では追いつかない状況にある場合などは、有効な場合もあるのかもしれないと思うようになってきました。


私の場合、そんなに口内炎になるほど泳がなければいいじゃないと言われそうですが、すでに習慣的に泳いでいる量がこれくらいですし、筋肉量を維持するための必要な運動量のように感じているので、加齢と折り合いをつけるためにビタミン製剤の力を借りているというあたりでしょうか。


もっと食欲が出れば食事から栄養を摂るのですが、孤独のグルメを見ても、さすがに泳いだ後の食欲は改善しないのです。



運動選手が、パフォーマンス向上のために食事を摂るのも大変なことだろうなと、ちょっと実感できるようになりました。




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