世界はひろいな 49 コモドドラゴン

動画サイト「らばQ」で、「コモドドラゴンが取っ組み合いのケンカを始めると・・・怪獣映画のような迫力」という記事がありました。

尾が地面を叩くだけで地響きのような音が聞こえてくるのですが、ホント、怪獣のような動物がヒトが生活している圏内にまだ生息しているなんてなんだかすごいと、動画を繰り返し観てしまいました。

 

Wikipediaコモドオオトカゲの説明によれば、分布は「インドネシア(ギリダサミ島、ギリモタン島、コモド島、フローレンス島南部、リンチャ島)」とありますが、私が一時期住んでいた東南アジアの地域では大型の動物といえば水牛ぐらいで、ヒトにとって危険な動物といえば毒ヘビやサソリぐらいでした。

 

熱帯雨林の中で数日過ごしたりしましたが、地元の少数民族の人たちから特に「危険な大きな動物がいる」という話は聞いたこともないので、似たような熱帯の風景でも島によって環境が異なることにいまさらながら驚きです。

 

大きさからいえばイリエワニぐらいですが、水中で動かずに獲物を待っているワニと比べると、コモドドラゴンの動きは活発のようです。

生活圏にワニがいるのも緊張しますが、こんな暴れまわる動物が住んでいる地域があるなんて不思議な感じです。

ワニと似たような体格ですが、「幼体は樹上棲傾向が強い。成体も大型個体を除けば木に登ることがある」(Wikipedia)とあります。泳ぐし、潜水もするし、走るし、取っ組み合いもするし、その筋肉はどうなっているのだろうと、そばで見てみたくなります。

 

コモドドラゴンもまた他の多くの動植物と同じく、ヒトが大敵のようです。

農地開発や森林伐採による生息地の破壊、密猟による獲物の現象などにより生息数は減少している。1920年には保護の対象とされ、1970年にはインドネシア政府により生息地がコモド国立公園に指定されている。 

 

なぜ私がコモドドラゴンに反応したかというと、時々購入するコーヒー豆の名前だからです。

コーヒー通の方々と思われるサイトでは、酷評に近いことが書かれているものが多かったのですが、深煎りの豆とその名称だけで東南アジアで飲んだコーヒーを思い出しながら楽しんでいます。

 

 

コモド国立公園、行ってみたいなあ。

 

 

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