先日、とあるところを散歩した時の総歩数が今日の数字です。
歩数計を持って歩くようになってから、おそらく最高記録ではないかと思います。
散歩をしていると2万歩ぐらいになることは時々ありますが、それぐらいだと、けっこう歩いたという疲労感があります。
そこを越えると足腰が疲れすぎて、あの準備体操が不十分なまま泳いだ時のように思わぬところを痛める原因になりそうなので、だいたい2万歩を歩きすぎないための目安にしています。
そこからさらに5000歩というのは、歩き始めの5000歩とは違って疲労が溜まっていますから、まさに「足取りも重く」「足を引きずるような」歩き方になって行きました。
途中で止めたいけれど歩く以外に手段がない道で、しかも休憩するような場所もなく、前に進みました。
お天気の割に風が強くなってきたことと、お腹が空いたのも疲労感を増強させました。
街が近づいてきて食堂があちこちに見え始めてきたら、井の頭五郎氏になって遅いお昼ご飯を食べました。
温かいご飯を食べたら、また歩けるような気がしてきて、もうちょっと欲張ってみようと歩き始めました。
日没までにどこまで歩けるか、なんだかトルストイの民話のようだと思いつつ、この疲労感があるから自分の限界を認識できるのかなと、少し朦朧としてきた頭で考えました。
歩数計でキロメーターに換算したら18kmと出ました。
これは最初に入力した歩幅通りの計算で、実際には疲れてくると歩幅も小さくなることでしょうから、地図で大雑把に距離を測って見ると12〜13kmといったところ。
パソコンの地図を見ているとなんだかどこまでも行けそうな気がして、ついつい欲張った計画を立てそうになっていたのですが、最近ではだいたいの歩ける距離の限界が読めるようになってきました。
それにしても、あの東南アジアの山に住む少数民族の人たちの身体能力を思い出しては、彼らは何万歩ぐらい歩けるのだろうと気になっています。
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