上溝から歩き始めて十数分ぐらいでしょうか、丸崎という交差点あたりから相模川の河岸段丘にある雑木林のすぐそばに歩道が近づくようになります。
この先に道保川(どうほがわ)公園があります。
地図では園内に水色の部分があったので、きっと湧き水があるに違いないと見当をつけて楽しみにしていました。
公園が近づきましたが、まだそれらしき場所はありません。
半ば人工的に園内に川や池を作っただけなのかなとがっかりし始めたところで、じわりと水が湧き出ている小さな湿地を発見しました。
そこから先は驚くほど別世界になりました。
あちこちから湧水が湧き出ているようで、雑木林の中からじわりじわりと流れていた水が集まり、最後は大きな池になっています。
ゴールデンウイークの真っ最中というのに公園を訪れる人は少なく、こんなに美しい水辺と水音をほぼ独り占めしたのでした。
Wikipediaによれば7.7haもあるようです。
「マムシに注意」とあったので、広い雑木林の方は歩きませんでしたが、水のそばを散歩するだけでも結構な距離になりました。
公園の公式サイトにには何年にどのような経緯で開園したのか歴史が書かれていないのですが、湧水とその周辺の森はいつまでも大事に保存されて欲しいと思いながら後にしました。
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