小金がまわる 20 散歩のお土産

あちこちを歩くようになって、少し気が大きくなっています。

何に対してかというと、お土産代です。

鉄道と路線バスを乗り継ぐので、案外とゆっくり食事を取る時間が少ないので列車内とか待ち時間に食べられるようなもので過ごすことがほとんどです。各地の名物料理を横目に幻の食事が増えています。

 

でも、あまり食事にこだわりが少ないので、風景を見ていればなんでも美味しいです。

唯一の食事の贅沢といえば、親子丼を食べ歩いている感じ。

 

その分、ここでしか出会えないという資料や本はたとえ旅の始まりから重い荷物になろうが、数千円ぐらいの出費になろうが買ってしまう相変わらずの活字中毒です。

 

*乾きものはすぐれもの*

 

本が重い分、それ以外に購入するものはできるだけ小さくて軽いものを探してしまいます。

必然的に乾きものになり、そして旅の終わりにはここぞとばかり地酒を購入するお土産のパターンができてきました。

 

富岡駅で購入したいわなは一枚数百円と、日頃の生活では絶対に手を出さない価格です。

なぜだか購入してしまいました。

やはり旅先では気持ちが大きくなりますね。

 

なんだかもったいなくてなかなか開けられなかったのですが、先日、食べてみました。

いわなを食べるのは初めてだったのですが、ほんとうに美味でした。

双葉郡川内村ってどのあたりだろうと、早速地図で確認。

浜通り中通りの間の山間部のようです。

車がなければ無理そうと思ったら、バス停の印があります。磐越東線の駅からバスが出ているようです。

 

磐越東線が復旧したら、ぜひ訪ねてみたい。

お土産からさらに気が大きくなって、また散歩の計画が追加されました。

ちょっとニュアンスは違うけれど「金は天下の回りもの」という言葉が浮かんできて、さらに気が大きくなってきました。

 

 

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