トイレについてのあれこれ 9 感染症対策とトイレの設備

仕事がら勤務中は何十回と手を洗ったり、アルコール消毒をしているのですが、勤務が終われば日常生活ではもう少し頻度を減らしていました。

ところが、今年に入ってからは、外出先でも念入りに手を洗いつづけています。

まあ医療従事者とはいえ、手洗いが徹底されているかどうかは見直しが必要な場面はまだまだあること思います。

 

ありがたいのは、ほとんどの駅や商業施設のトイレにきちんと石鹸と温水が設置されていることです。

冷たい水だと洗う気をなくしますからね。

そして石鹸や水が出る設備が、センサー式になっているところが増えたことです。

 

蛇口をねじらなければ水が止まらないとか、以前のように容器に直接触れなければ石鹸水が出てこないとなると、実際にそれで感染拡大が起きているかどうかはわからないけれど、できれば触れないほうが良いのではないかと感覚的には思います。

そういう意味では、一時話題になった手を洗う前につけるスタンプも、手洗いの意識付けという意味では良いけれど、あのスタンプ面はどうなのだろうと気になりました。このあたりが清潔・不潔を感じる境界線の違いかもしれません。

 

いつ頃からでしょうか、電灯がセンサー式のトイレも増えてきました。

「節電のために出るときはスイッチを切ってください」という表示があると、ほぼ必ずその通りにしていましたが、今回のように手で触れるものを減らしたい状況では、とても助かりますね。

手を洗った後に、スイッチは触れたくないですからね。

 

激混みの通勤電車ではつり革や手すりにつかまらざるを得ないので、その手で顔のあたりを無意識に触らないようにするとともに、駅に着いたら手を洗うことが日課になりました。

どこへ出かけても手を洗う設備に困らず、さらに清潔のために改善されているなんてすごいことだと感謝です。

 

トイレの設備というのは公衆衛生の要ですね。

それを実感しています。

 

 

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