10年ひとむかし 68 パスポート更新

もうじきパスポートの期限がくるので更新にいかなければと思いながら、先延ばしにしていました。

書類やら写真やらなんだか面倒な記憶があったのですが、検索したら、申請書類を自分のパソコンで入力してプリントアウトでき、あとは写真を持って窓口に行けば良いだけになっていました。

 

夏休みを前に混雑しているだろうと思ったら、私以外もう一人しか申請にきている人がいなくて、窓口で提出してから旅券引換書をもらうまでわずか5分ぐらいで終わり、拍子抜けしました。

 

たしか以前は、住民票やら戸籍謄本、あるいは自分を証明するものを準備し、そして新しいパスポートの引換のためにハガキを準備していた記憶があります。

まあ、有効期限内のパスポートが自分を証明するものなのですけれどね。

 

10年でまたずいぶんと、手続きが簡略化されて便利になりました。

 

*パスポート更新の記憶*

 

今回、何回めの更新だろうと思い返してみたのですが、記憶があいまいになっています。

日本国旅券の歴史を読みながら、思い出してみました。

 

最初のパスポートは、「1964年(昭和39)に観光の自由化が始まる」から十数年ぐらいの頃でした。まだ海外旅行は人生でそう何度と行くものでもなかったので、当時は一回のみの「一次旅券」があり、私も最初は一次旅券でした。

この時は都庁がまだ有楽町だったので、有楽町で取得し、以降、池袋サンシャインビルでも手続きできるようになり、1991年からは現在の西新宿の都庁での申請になりました。

 

この頃から急速に海外旅行が身近になり、もう一度アメリカへ遊びに行ったのですが、この時にも一次旅券だったのか5年間有効の数次旅券だったのか、記憶がありません。

1980年代半ばに東南アジアで働く時には数次旅券で、しかも出入国が多かったので「査証欄増補申請」もした記憶があります。

この頃のパスポートは、現在よりもひと回り以上大きいサイズで、持って歩くのに不便でした。入国審査の時に他の国の人たちの小ぶりなパスポートを羨ましく眺めていたのですが、1992年にいまのサイズになったのでした。

 

Wikipediaを読むと10年間有効のパスポートができたのが1995年(平成7)で、私は2000年に更新したときから10年にして、2010年に更新、そして今回の更新になります。2010年に更新した時にはICチップが入ったものになり、これは2006年からのようです。

 

こうして思い出しながら書いてみると、途中で失効していたか期限前に繰り上げて手続きしていたか記憶がないのですが、7~8回目の更新になりそうです。

 

これが最後の更新になるかな、もし更新するとしてもあと1回ぐらいでしょうか。

次はどんなパスポートの申請方法になるのでしょうね。

 

 

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