つじつまのあれこれ 30 泳ぎに行っていいのか悪いのか

ようやく初泳ぎに行きました。

年末の2週間は「超」がつくほど忙しくて疲労困憊していたので、なかなか泳ぎに行けませんでした。かれこれ4週間ぶりのプールです。

太陽がプールサイドに射し込んで、水がほんとうに綺麗でした。

 

3月の緊急事態宣言の時には、9週間ほどプールが閉館していました。

今回はどうなるのだろうと、区やプールの施設のサイトを何度も確認したのですが、休場するともしないとも何も書かれていませんでした。

開いているのだろうか。

電話で問い合わせるのもお手数をおかけするし、まあ閉まっていたら付近を散歩して帰ってこようと行ってみたら、いつも通りでした。

 

*3月と同じメッセージではわかりにくい*

 

基本は人と人との接触を避けることが大事というのは理解できるのですが、3月の時点に比べて「マスクをせずに唾液が飛ぶような行動」が「急所」だと、年末の説明で理解していました。

ここまでだいぶ具体的になったと、納得できました。

 

ところがまた、「不要不急の外出は控えて」というメッセージと、「繁華街ではこれくらいの人出」と相変わらずの映像に、いやいや今はもう「唾を飛ばすような行動に結びつく外出を控える」ぐらい具体的なメッセージにしないと、混乱しそうですね。

 

さて、泳ぎに行くのは不要不急の外出なのか、でも閉場していないのだから行って良いということだし。

なんだか行動を試されているような監視されているような、疑心暗鬼になりながらプールへ向かいました。

 

*人の行動を変えるには、「禁止」の表現も必要ではないか*

 

先日、駅のトイレで手を洗っていたら、横で盛大にうがいを始めた方がいました。

おっと、危ない。慌てて、そばを離れました。

職場の洗面所での歯磨きから飛沫感染を受けた事例の情報が、社会にはまだまだ浸透していないのでしょうね。

 

プールは泳ぎに来る人が減ったのか、空いていました。

10秒ほどスタートするのを待てば追い越す必要もないのに、前の人との間隔を開けずにスタートして荒い息遣いで迫ってきてがむしゃらに追い越そうとする人が、相変わらず多いですね。

そういうタイプの人がコースに入ると、そばを離れるようにしています。

なんといっても、泳いでいる時にはお互いにマスクをしていないのですから。

 あるいは水泳教室が復活してプールサイドからマスクをせずに大きな声で指導する人や、プール内ではしゃいで喋る人や、人がそばにいるのに激しく咳をする人などもまだまだいます。

そこを通過する時には、できるだけ水中に潜るようにしていますが。

 

人の行動を変えるのには、「会話を控え目に」といった遠慮がちのお願いではなかなか変えられないし、具体的な事例が伝わらないと難しいのではないかと思います。

 

せっかくの緊急事態宣言中ですから、今までの表現ではなく「マスクをしていない時には喋るな」「食べながら喋るな」「唾を飛ばすな」ぐらいの表現をする雰囲気になればよいのに、今回の緊急事態宣言とはなんだろうともやもやしています。

 

 

 

 

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