記録のあれこれ 95 勝手に編集される

昨年の秋ごろだったでしょうか。いつも散歩の記録に利用しているiPhoneの写真をみながらブログを書いていたときに、写したはずの写真がないことに気づきました。

 

時々、記録がどこかへ飛んで行ってしまうインターネットの世界です。

iPhoneのメモが遠出の途中でごっそり消えた時には呆然としましたが、もしかするとあれは山中で電波が遠いところではないかと2回ほどの経験から考えました。「電波が遠い」とか、全くもって専門用語もわからないど素人の判断なのですけれど。

それ以来、山中深くに列車が入る前には一度メモを保存するようにしています。

 

ところが写真がなくなるのは今まで経験したことがありません。

ああ、また原因検索に時間を費やすのかとどんよりしていたら、右下に「キュレーション」と初めてみるボタンが描かれていました。

「キュレーション」、時々耳にする英語だけれど、私には縁がないのか日本語訳が思い浮かびません。

調べたら「選択して整理する」ような感じでした。

 

おそるおそるそこをタッチしたら、なんと全部の写真が現れました。

なんだ、消えてはいなかったのですね。

 

写真がなくなって焦ったのは、富山市の松川水門のそばの金比羅神社の由来を写したものでした。

川とか山などを写したものであれば、「似ている」とiPhoneが判断するのも仕方がないのですが、なぜあの写真が勝手に選択、整理されたのでしょうね。

 

その「キュレーション」もいつのまにかなくなり、「すべての写真」になりました。

でも「おすすめの写真」という編集機能があるらしく、そこにはなぜか一枚だけ海岸の写真が「おすすめ」されています。

 

なんだかよくわからないけれど、コンピューターの嗜好はあてにならないものですね。

 

とりあえず、あまり勝手に記録を選択、編集する機能はいらないのですけれど。

 

 

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