散歩をする 316 筑後川を渡って福岡県へ

晴天と30℃越えの中、念願のクリークを見て伊賀屋駅に到着した時には、いつの間にか1万3000歩を越えていました。

このまま計画通りに蓮池神社から佐賀江川を歩くのは体力的に無理そうです。まだ2泊3日の初日ですからね。

 

佐賀駅までの5分の列車の中で計画を変更しました。

 

蓮池神社はあきらめて、筑後川とそこにかかる昇開橋を見て、対岸の福岡県大川市へいくことにしました。

筑後川右岸の佐賀側をまず歩く予定でしたが、暑さに負け、筑後川の真ん中にある大中島を経由して、福岡県の大川橋バス停に向かいました。

 

これが正解でした。

というのも、現在は遊歩道として通れるらしいことが書いてあったのですが、実際に行ってみると、昇開橋の真ん中は通行できないようでした。ふう〜っ、あぶないあぶない。佐賀県諸富町側に行っていたら、午後の計画で最も行きたかった場所にいくことができなくなっていました。

きっと前日に見たドクターイエローのおかげです。

 

佐賀駅から大川橋バス停へ*

 

佐賀駅から柳川行きのバスに乗りました。筑後川を超えて、おとなり福岡県まで路線バスがあって、しかもやはり水路で有名な柳川までクリークが広がっていることでしょう。終点まで乗って見たかったのですが、また次回ということで。

 

佐賀駅を出ると、佐賀城のあたりまで都市の風景ですが、気になっていた「水が江」という地名でクリーク跡が車窓の向こうに見えました。

その辺りから、道路沿いは住宅地ですが航空写真で確認するとずっと水田地帯が広がり、クリークにも水が滔々と流れています。

 

こうした幹線道路はなぜかクリークに対して斜めに通っていることが多く、午前中の横武クリーク公園のあたりでも方向感覚が少しおかしくなっていたのは、そのためかもしれません。

 

小杭(おぐい)のあたりで住宅街に堤防のように高くなった場所があり、そこを過ぎるとしばらくしてぐいとバスは大きな橋へとさしかかりました。大中島を挟んで二つに流れが分かれている手前側の筑後川をまず渡ります。

 

筑後川、美しい川でした。

 

大中島の南端を通過し、もう一度筑後川を渡り、福岡県に入りました。少し離れたところに、赤い昇開橋が見えます。

大川橋バス停で下車しました。

 

目的地は、その昇開橋よりも河口側へと少し歩いたところにあります。

地図を眺めていて出発の前々日に、偶然見つけたのでした。

 

 

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