6月17日に「線状降水帯情報」が開始されたのですが、今年に入ってもうひとつたしか災害情報の出し方が新しくなったはずですが、それがいつからで何だったのだろうとすでに記憶があいまいになっています。
災害情報や交通情報を知るためにNHKのtwitterだけは時々確認しているのですが、今年に入って黒の表示を見かけるようになりました。
もっとも危険な状況だという警告だというのは色と関連づけて理解しているのですが、具体的に、そして正確にそれはなんの表示だったのだろうというあたりが曖昧だったと、ひやりとしました。
やはり、自分の仕事や生活が直接関連していない情報のアップデートというのはなかなか難しいものです。
なんとなくわかるけれど、正確には理解できていない。
だから感染症に対して何を危険と感じるのか、感染症が身近でない人たちがつじつまの合わない行動になりやすいのも、私が災害情報を正確に理解できていないのと変わらないかもしれないですね。
線状降水帯情報のように定義はまだはっきりしていないけれど、何かわかりやすい指標とか言葉が求められてしまうのかもしれません。
*「5段階の警戒レベルと防災気象情報」*
気象庁の「防災気象情報と警戒レベルとの対応について」を読むと、今年新しくなったのは、「5月20日から警戒レベル4避難指示で必ず避難、避難勧告は廃止」ということでした。
黒の表示は「警戒レベル5」で「緊急安全確保」、紫は「レベル4、避難指示」、赤は「レベル3 高齢者等避難」、黄色は「レベル2 大雨・洪水・高潮情報」そして白が「レベル1 早期注意情報」の5段階の警報レベルに変わりました。
そして黒は「すでに安全な避難ができず命が危険な状況」で、この警戒レベル5の発令を待ってはいけない。そのためにレベル4で「避難指示」という強い表現になった。
このあたりまではなんとなく記憶していたのですが、今回の秋雨前線による大雨で、刻々と黒や紫の警告が表示されていく中で、少し混乱しました。
というのも、黒で「大雨特別警報」のこともあれば、赤で「大雨警報」のこともあり、その色をバックにして表示される「気象庁等の情報」の段階まで把握していなかったので、しばし混乱したのでした。
たぶん、私の周囲では切迫した状況ではなかったので悩んだだけで、その状況ならわかったかもしれませんね。
とりあえず、紫になる前には自分で自分の身を守るしかない。
時々、こうして情報を整理しなければと思いました。
災害が多い国ですから、生活上のリスクマネージメントも大事ですね。
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