抵抗のない泳ぎを試行錯誤していくうちに、「うねる」とか「うねり」という感覚が最近わかってきました。
体幹のローリングとともに、泳いでいる時に上体が少し上に向くような角度で水から少し出た状態だと水の抵抗が少なくなる感じです。
独学ですが水泳の本を読んだり、解説者の方々の説明を聞いたりしていた時に、どこかに記憶に残っていました。
競泳選手の泳ぎを見ていて、まるで船首が少し波の上に出て水をかき分けていくような泳ぎ方だなという印象があったのですが、なかなかそのコツを掴むまでには時間が必要でした。
というのも、うねりに乗りながら泳ぐにはそれなりのスピードも必要というあたりでしょうか。
ところで「うねり」を漢字で書くとどうだったっけと検索して驚きました。
「畝り」なのですね。
てっきり水に関係していて「さんずい」がつくような気がしていました。
うね・る
《名詞「うね(畝)」の動詞化》
(デジタル大辞泉)
「畝」は中学校三年生で習う漢字だそうです。
どこかでその学習の記憶が途切れてしまっていたのでしょうか。
大昔の人たちが、畑の畝と山波や海や川の波を結びつけてとらえるようになって、共通した概念になっていったのはいつ頃からだったのでしょう。
そんなことを考えて泳いでいたら、何だか手足がギクシャクして変な泳ぎになってしまいました。
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