2月中旬に大井川から天竜川、そして湖西用水を訪ねた記録はちょっとあっさりとした終わり方になったのですが、書いているうちに次々とまた歩いてみたい場所ができてしまいました。困りましたね。
3月、4月、5月とまだ散歩や遠出の記録が溜まっているのですが、いつ書き終わることでしょうか。
ということで、ようやく3月中旬の散歩の記録です。
*長いこと地図には描かれていなかった池*
昨年12月に放送された「出没!アド街ック天国」の上北沢の回で、将軍池について紹介していました。
あのあたりは30年以上前から環八や荒玉水道を自転車でよく走っていたので、「ここが都立松沢病院か」と思いながら通っていました。
1990年代でもまだ世田谷はあちこちに畑がたくさん残っていて、環八沿いでも畑があるくらいでしたが、ここは駅のそばに忽然と森があって静かな病院の広大な敷地だったような記憶です。
周囲は住宅で囲まれていたのでその森はよく見えなかったのですが、いつの頃から道路拡幅工事のため壁で覆われ、拡幅工事が終わるとそれまで狭く蛇行してちょっと危ない道が自転車でも通りやすくなった記憶があります。
ただ、私の記憶では公園ではなくあくまでも病院の敷地だったような気がしていて、そこにまさか池があるとは知らずその名前も初めて聞きました。
将軍池公園
緑豊かな住民憩いの場。公園に沿って広がるのは将軍池。名の由来は池に隣接する都立松沢病院の患者で自らを将軍と名乗った葦原金次郎が池の造成に参加していたため。池に住み着いた3羽のガチョウの行進が公園の名物になっている。
(「出没!アド街ック天国」:テレビ東京)
マップで確認すると、たしかに病院の敷地内に池が描かれていて、公園が隣接しています。以前はそこに水色は描かれていなかったような気がするのですが自信がありません。
そして拡幅された蛇行した道は「上北沢公園通り」となっていました。
ちょっと浦島太郎の気分になり、池を見に行くことにしました。
*将軍池を訪ねる*
駅の反対側には明大前駅まで玉川上水と公園があります。
ここ数年このあたりも歩くようになって、かつては水を得るのも大変な台地の上でそれが玉川上水からの分水により畑地になり、1970年代はまだ環八の両側には畑が残り、マンションがぼちぼちと建っていた風景とつながるようになりました。
1919年(大正8年)に巣鴨からこの松沢に移転した頃は、鬱蒼とした森が広がる地だったのでしょうか。
今はとてもそんな風景が思い浮かばないほど「閑静な住宅地」で、拡幅されてゆったりした歩道沿いに歩くと公園があって、春の陽気の中、何組かの親子が遊んでいます。
奥の方にフェンス越しに池が見えました。その向こうに確かにガチョウがいます。
池のそばに行けないかとぐるりと回ってみましたが、こちらとあちらには行けない境界線があるようです。
柵越しに向こうの池を眺められるようにベンチがあり、のんびりと過ごしている方もいました。
ここ30~40年の記憶があれこれと巡って、少し緊張感がある場所だったのがこうしてすてきな公園になるのかと思いながら、4年前に歩いた北沢川緑道へと向かいました。
そうでした、「北沢川の水源は松沢病院付近」とその時書いていました。
あの池はどこからの水でしょうか。
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