小金がまわる 41 「生かさず殺さず」よりは経済的に自立した人生が欲しい

ここ10年ほど、正確に消費税を記録するようになってチリもつもれば大金だと痛感する日々です。

 

その中でも特に10%が課される日用品や医薬品の割合の高さが痛いですね。

ドラッグストアーで1ヶ月の日用品をまとめ買いすると、あっという間に消費税が千円を超えます。

その中で占めるのが花粉症の薬だったり、年とともに体のあちこちの痛みが増えるので鎮痛剤やら湿布薬やらです。

健康保険制度に負担がかからないように、受診するかどうかを見極めて市販薬を使い分けています。

 

レシートを見るとOTC医薬品には星マークがついていて、「特定一般医薬品等購入費を支払ったときのセルフメディケーション税制」のようですが、家族人数が少なければ年間で確定申告をするほどの額にはならず、これならOTC医薬品は非課税にしてくれたらいいのですけれど。

 

そして、年齢とともに筋力や骨格が変化するのに対応して適切な靴を履くことが健康を維持して医療費を下げることにも貢献しているのですが、足は贅沢、そうした良い製品はとても高額ですから、ここでも2日分ぐらいの食費になりそうな消費税がかかります。

 

年金の1ヶ月分以上にもなりそうな消費税の制度を見直して食品や日用品・医薬品の非課税を考えてくださったら、なんとか自分の財産と年金で死ぬまで経済的に自立して頑張ろうと思うのですけれどね。

 

国民から多くむしりとったお金で、なんでも「給付」とか対象を限定する「支援」にして奴隷状態の国民を手放したくない今の制度は、経済的に自立したい、自由になりたいという希望をなくさせますね。

 

しかもその「給付」や「支援」のラインからほんのわずかばかり収入が越えれば、何も恩恵はない私のようなレベルの人がたくさんいることでしょう。

保険や年金は希望を持たせることが信用なのに、あえて不安にさせ自立させない方向に持っていくのは、もしかしたら奴隷側から「もうこんな国民皆保険や年金制度はいらない」と言わせたいのかもしれませんね。

 

暴君というのは、指摘されればされるほど、奴隷が逃げようとすればするほど心を頑なにさせていきますからね、不自然なほど消費税の見直しからは話をそらして「賃金上昇」に話題が移っていることにまた誤魔化されないようにしなければ。

 

ほんと、「自由」とか「民主」とか名ばかりの時代の雰囲気でした。

 

 

 

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