生活のあれこれ 57 現実感を感じるテレビ番組

立ヶ花狭窄部を車窓から眺め、地図で見つけた蓮(はちす)堰から飯山駅まで千曲川沿いを歩き、そして飯山線から信濃川沿いの車窓の風景を眺めて、そして念願の信濃川と中ノ口川がぐんと近づく地域を歩いた充実の一日目が終わりました。

 

ホテルの窓から、新潟の「潟」がつくり出した広々とした風景を眺めました。

18時ごろは国道も県道も帰宅時間の車が列をなしています。

各地の通勤通学時間帯の風景を眺めるのを楽しみにしていますが、昼間は人ひとり見かけないのに「どこにこんなに人がいたのだろう」と思うことが多いですね。

子どもの頃はまだ9000万人台だったのにどこに行っても人が溢れているような、そして「人口が多すぎる」という雰囲気があったのはまだまだ歩く人も多く、反対に1億を超えても人が少なくなったと感じるのは一人一台の車社会へ変わったのもあるのだろうなと思う光景です。

帰宅時間のピークは1時間ほどで、静かな夜景になりました。

 

ホテルの窓から新幹線の高架橋が見えるので楽しみにしていたのですが、上越新幹線の本数が少ないので見逃してしまいました。

 

 

新潟県のニュース*

 

テレビから地元のニュースが流れてきました。

上越市の谷地池では2012年以来オニバスの花が咲かなくなり、その理由が「蓮やじゅんさいが生育したため」と伝えていました。大好きな蓮ですが、池の中の競争もあるのですね。

さすが新潟です。お米の話題が続き、昨年は暑さで不作だったけれど今年は平年並みだと伝えていました。

今年はさらに猛暑だったのになぜでしょう。でも無事でよかったです。

頑張って作っても50回の農業ですからね。

コマーシャルも除草剤とか生活に密着したものがほとんどで、うわあと叫びたくなるようなCMがなくて安心です。

 

話題が次に移って、小学生が地元産の梨の食べ比べをしたあとその生産から流通まで学んだといううらやましいニュースが聞こえてきました。

新潟県ローカル局がいくつもあって、県内のニュースや県議会の内容が伝えられていました。

 

なんだか心が落ち着きながら眠りにつきました。

 

翌朝、まだ暗いうちからテレビをつけると、広島で道路が陥没したニュースを伝えていました。あの旧太田川と太田川放水路のあたりで、川が何本も流れている地域です。

どこも安全な場所はないと思いつつ、川や潟の排水の大変な場所が多い日本でこれだけの道路網を維持管理していることもすごいですね。広島と信濃川流域が重なりました。

ここ燕三条信濃川の中洲ですからね。

 

うっすらと夜が明ける始めると、遠く山すそに集落が連なり、信濃川両岸の水田地帯が見えてきました。

 

テレビから袴田さんの無罪に対して裁判長が謝罪したニュースが流れてきました。

半世紀ほど前だったら裁判長が謝罪するということはなかったかもしれないと、世の中にリスクマネージメントが浸透してきた時代だったと思い返しました。

ボタンのかけ違いにならないように早く対応することは大事ですね。

袴田巌さんとお姉さんの秀子さん、私の人生の長さ以上を裁判に費やされてこられたというのに、なんと穏やかな表情に人はなっていくのでしょう。

 

ニュースは能登へ災害ボランティアに出かける方を映し出していました。

以前だったらしばらくすると災害の話題が伝わりにくくなったのに、最近ではさまざまな視点でその後のことを伝えてくれるようになりました。

 

新潟県内では、全国版の放送も地域の放送もバランスよく観ることができて勉強になりました。

 

 

*おまけ*

 

この2ヶ月ほどあと、「テレビはオールドメディア」という言葉が飛び交って、世の中がちょっとだけ動揺したように見えました。

良い番組もけっこうあるし地域によっても違うし、好みも人それぞれなのに、そう言い切っちゃう方が過度の一般化に陥っているし、人の生活にづけづけと入り込むことで儲けようとするネットの世界はむしろリスクマネージメントが馴染みにくい世界かもしれませんね。

 

 

 

 

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