2月は冬の川風の中、近場の散歩でした。
沈丁花が咲き、紅梅が鮮やかに咲く季節になると、ふらりと新幹線に乗って遠出したくなりました。
湧水をまた訪ねたいなと岳南鉄道沿線を眺めていたら、そうだ潤井川のあたりを歩きたいという宿題を思い出しました。
潤井川は東海道新幹線で新富士駅の手前を通過するときに越える川で、工場群の中を抜けて田子の浦へと流れ込んでいます。
そのわずか3kmほど上流では、美しい公園のそばを流れる水量の多い川だったことが印象に残りました。
地図でたどると両岸に「新田」とつく地名があり、航空写真で見ると現在でも田んぼがあるようです。
その両岸の用水路はどこから取水しているのだろうと遡ると、JR身延線入山瀬駅のそばに「龍厳淵」があり、そこから潤井川の右岸側に大きな2本の幹線水路が分かれ、一本は山裾を這うようにして流れて富士川左岸のあの雁(かりがね)堤のそばを流れています。
2023年に見た美しい水路と田んぼにつながりました。
さらにたくさんに分かれた水路が、東海道新幹線の南側の富士川河口付近の地域にまで流れています。
しだいに計画ができました。
1日目は龍源淵からこの山裾を流れている用水路を歩いて雁堤まで歩いてみよう。
そして前回富士川のそばにある水神社を訪ねた時は、体力の限界だったのであきらめた「歩いて富士川を渡る」を実行し、また左岸に戻って河口付近の地域も歩いて通過する新幹線を眺めよう。
2日目は潤井川沿いに用水路と新田開発の歴史をたどり、体力があればいつも東海道新幹線の車窓から見ていた工場群と田子の浦港のあたりを歩いて新幹線を眺めてみよう。
3日目は、東海道新幹線は富士川を渡って右岸の工場が見えるとあっという間にトンネルに入って由比川と興津川そしてその向こうに落ち着いた街並みが一瞬だけ見えるあの区間、かつての「東海道」を歩いてみよう。
体力次第で清水から静岡清水線に沿って、並行する新幹線を眺めながらどんな街が歩いてみよう。
用水路を訪ね歩きながら、新幹線の車窓から見えた風景を歩く計画ができました。
これで静岡県内の新幹線沿いの散歩もだいぶ達成することになります。
久しぶりの東海道新幹線にわくわくしながら、3月中旬、7時6分品川駅発のこだま705号に乗りました。
しばらくこの散歩の記録が続きます。
「散歩をする」まとめはこちら。
新幹線の車窓から見えた場所を歩いた記録はこちら。