こんな地図があるといいな 16 進化しつつ誰もが手にできる地図へ

ネットニュースに時々、定期的かな、iPhoneAndroidかという記事が流れてきます。

私の答えは一択です。

でも案外と、コメント欄を見てもApple マップのためという書き込みはないですね。

 

iPhoneを使い始めてかれこれ14年。携帯電話でもなく、パソコンでもないけれど、ずっと前からあったような気がしてしまう夢のような世界を手に入れたと、ほんと感激しました。

 

決して「iPhoneを持っているオサレな私を見せびらかしたい」わけでも「高価なiPhoneを買う私を自慢したい」わけでもなく、2000年代に入って、両親の介護やら入院で実家や病院との往復が増えた時に、情報を得るためにパソコンを持って歩くのは大変だった時にちょうど登場しました。

パソコンを持って歩くことはできても、外出先で無線LANの受信はかなり制限があった記憶です。

その直後に東日本大震災があり、iPhoneを持っていたことで情報を格段に得やすくなり助かりました。

そして指で画面をびよ〜んと触れるだけで文字が拡大したり縮小したりできる機能は、ほんとうに画期的でした。

 

その後、パソコンにもタッチパネル操作が取り入れられた時にWindowsが使いにくくなり思い切ってMacにしてみました。

以来、複雑な機能はほぼ使っていないけれど、地図が好きでMaciPhoneになりました。

 

 

Appleのマップの見やすさは別格*

 

2014年6月に初めて購入したMacですが、地図の見やすさにはまりました。

iPhoneも同じApple マップなのですが、それまであまり使っていなかったのかもしれません。すでに記憶があいまいになっています。

地図が好きなのは母ゆずりなのですが、面会に行くとiPhoneの地図を一緒に眺めて話題が広がることもありました。

 

2016年ごろからはマップを眺めて見つけた場所へと、あちこちに散歩に出かけるようになりました。

そして災害や事件が起こるとまずマップでその場所を確認するうちに、マップが地球儀になることを知りました。

今も遠出に行くのは、マップで見つけた水色の水路や川そしてため池から計画が出来上がります。

 

Apple社のマップは自分が検索した場所を見失わずにあちこちへと広げられそして戻ることができる、あの画面上のスムーズな操作が他社のデジタル地図と違いますね。

なめらかなので、車酔いのようなことも起きにくいです。

 

 

そして次々とこんな地図があるといいなと思うことが進化していくことです。

今年の6月にはとうとう用水路名も追加され始めました。

 

 

*失敗を認めそれを克服していくことで普遍的な地図に近づいた*

 

Appleのマップはどんな歴史があるのだろうと、Wikipediaの概要を読んでみて驚きました。

このアプリケーションがiPhone OS(後のiOS)に搭載されるようになったのは初代iPhoneが発売された2007年6月29日であり、当時はGoogleマップが使われていた

ということは、私が最初に使っていた頃はまだAppleのマップは存在していなかったのですね。

Macのマップに感動した頃は、できて2年目のことだったようです。

 

2012年6月11日に開催さrたApple World Developers Conference(WWDC)2012での基調講演にてスコット・フォーストールは新バージョンはGoogleマップの使用を止め、オランダのナビゲーションシステムのメーカーであるTomTomのデータを使用したApple独自の地図を使用することを発表した。

2012年9月19日、AppleiOS 6 で自社製のマップサービスをリリースし、GoogleマップiOSのデフォルトのマップサービスから置き換えた。最初のリリースでは、不正な方向、公共交通機関のユーザーに対するサポートの欠如、およびその他のさまざまなバグやエラーについて、ユーザーやメディアから大量の批判を受けた。Appleはこれらの批判に対してマップ精度の改善に取り組んだ。

その後、iOS 7.x  以降はマップは急速に改善し、iOS 11.xでは高機能で実用的な地図アプリとなっている。

(強調は引用者による)

そうでした完璧な地図はないけれどに、当初は相当批判もあったことも書き留めていたのにすっかり忘れていました。

 

たしかに今でもまだ位置がずれたり、川の名前をクリックすると違う都道府県が表示されることもあるし、ある日忽然と川や寺社の名前が消えるなどありますね。

 

この数年、干拓地や川や用水路を訪ね歩いて世界が広がったのも、AppleのマップとGPSのおかげだし、小さなiPhone一つで、地図も写真もそして記録もでき、交通機関まで確認できるものになりました。

 

そういえば失敗を認めより良いものにしていく、その考え方が出たのもまたアメリカでした。

 

そして、日本だけでなく世界中にあっという間に広がったスマホで、かつてはあるところにはある、権力を持つものにしか見ることができないものだった地図を、世界中の人が見ることを可能にする技術もまたアメリカから生まれ、AppleにしてもGoogleにしても技術はアメリカの発祥だとしてもあっという間に国境を超えて世界中にその恩恵を惜しむことなく広げていく。

 

これもまたアメリカの素晴らしさの一つですね。

 

 

*経済的な不平等を乗り越えてより普遍的な誰もが見ることができる地図へ*

 

 

あとどれくらい生きるかわからないけれど、死ぬまでマップを眺めてあちこちの世界を想像できたら幸せ。

この滑らかな画像の地図を見たいために購入してきたし、これからも私はiPhone一択。

 

だからあまり基本の部分は大きく変えずに、少しずつ進化して何十年も残り続けて欲しい地図ですね。

 

ただ年金生活で切り詰めていく必要があるので、そのうちにMacは手放してiPhoneだけにしましょうか。

いやいや円高になれば、そして年金もみんなの貯金を協力しあえば増額することもきっと可能だし、まだまだ手に届く可能性はありますね。

年金生活者がiPhoneMacの地図を見たいというのは贅沢、なんて言われることがありませんように。

 

 

 

「こんな地図があるといいな」まとめはこちら

地図に関する記事のまとめはこちら

失敗とかリスクについてのまとめはこちら

生活とデジタルについてのまとめはこちら

骨太についてもまとめはこちら