60数年も生きていると、政治家の顔がずっと同じなことに少々飽きてきました。
先日の総裁選挙とやらも、昨年に比べて国民の生活はさらに苦しくなっているのに、反比例するかのように同じような顔ぶれで、なんだか和気あいあいに見えました。
誰が総裁になろうが、与野党が入れ替わろうが、結局は政治家でい続けたい人たちのコップの中の狂気の嵐という茶番劇を見ているだけのような。
あからさまに同族を優遇することも憚らなくなりました。
最近は「左派と右派」「リベラルと保守」という言葉に目をくらまされている感じですが、私が求めているのは、政治と経済にも失敗を認め再発防止をするための仕組みですね。
ところが政治の闇が見えたあの日(2022年7月8日)から3年もたったのに、いえまだ3年しか経っていないのに「あることをなかったことにする」ことが罷り通ることに、人間の不気味さという深淵に落ちて行きそうな気分です。
*「黒を白に、白を黒に」*
これは目を覚ましていなければと思うために記録しておきましょう。
「教義を初めて聞いた」高市早苗氏 旧統一教会について”知らない”連発・・・オリラジ中田は「一切調べてなかったのが驚き」と追求
(女性自身、2025年10月3日)
10月4日開票の自民党総裁選。"ポスト石破”に、小泉進次郎農相(44)、小林鷹之元経済安全保障相(50)、高市早苗前経済安全保障相(64)、林芳正官房長官(64)、茂木敏光前幹事長(69)の5名が名乗りを挙げているが、終盤情勢は小泉氏、高市氏、林氏の混戦となっていることが各紙で報じられている。
そんななか高市氏は、9月30日、500万人以上の登録者を抱えるお笑いコンビのオリエンタルラジオ・中田敦彦(43)のYou Tubeチャンネルの対談動画に出演した。
中田は動画冒頭、自民党に対する世論の不信感の発端は、'22年7月に安倍晋三元首相(享年67)が銃撃され亡くなったことにより、党と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)をめぐる問題が明るみになったこと、そして、同年に「しんぶん赤旗」で裏金問題が報じられたことだと指摘。そのうえで、中田は、旧統一教会と「清和政策研究会」(旧安倍派)の関係が「深かった」と話した。
続けて、中田は「(清和会をはじめとする)保守派と言われる人たちが懇意にしていたわけですよね。この保守派の人たちの考え方と、統一教会の教義というものが、生合成が取れないと思う」と指摘すると、高市氏はこう返した。
「いや、教義というのは、私はわからないんですけども」
この発言を受けて、中田は教団の教義を解説書『原理講論』にもとづき、「日本と韓国の関係は、韓国が『アダム側』で日本が『エヴァ側』。これはよく報道されていたんですが、要するに、日本は先の大戦で非常に韓国に支配的な対応をしていたことがあり、それを贖罪するために日本は存在している、という教義が基本競技になっている」と説明し、「日本は韓国にお金をどんどん納めなければいけないと正当化して、国富が流れている。国民のお金が韓国の支部に流れ、吸い上げられている。これは愛国者からすると許しがたいことだと思う」と主張した。
これを受け高市氏は『原理講論』の内容を、「はじめて聞いた」と返答した上で、教義について許しがたいかと問われると「私は思います」と返答。
そして、安倍氏の死後、旧統一教会をめぐる問題が取り沙汰されていた頃、高市氏も'01年に教団と関係が深いとされる、「世界日報社」が発刊する雑誌の対談に登場していたことが問題視されていたが、今回の動画でも従来の主張通り「(教団との関連は)知らなかった」と話しつつ、「(対談内容は)宗教の話ではなく、国際情勢や外交とか、そのような話だった気がする」と振り返っていた。
高市氏は、自身を「勉強不足」と反省する様子で、中田は「大問題になって、すでに数年経ちました。安倍晋三さんの銃撃事件の原因ともなった統一教会について、とっても勉強家の高市さんが一切調べていなかったというのが非常に驚きなんですよ」とコメント。さらに、「(高市氏が)最も敬愛していた安倍さんの死に関わる統一教会について、一切ご自身でリサーチされないのは、何か原因はあるんですか?」と問いかけた。
これに対し、高市氏は「ないです。もう、いっぱいいっぱいでした。当時、政調会長を務めていました。安倍さんが亡くなったこともショックでした。その犯行に及んだ人が、統一教会の信者の2世ということが徐々に報道でわかるけれども、当時は政調会長として仕事に没頭しなければいけませんから」と返答。
ただ、中田としては、やはり教団について”知らない”高市氏が気がかりなようだ。高市氏は昨年の総裁選に立候補した際、自民党と教団の接点について、今後の再調査に否定的な構えを見せていたが、中田はこれについて「高市さんは再調査は必要ないと表明された。私の中で相当リサーチした上で、統一教会の問題をしっかり吟味した上で、再調査は必要ないとおっしゃったと思ったものですから」と言及。さらに、「原理講論を知らない。教祖の名前はご存知ですか?」と迫った。
旧統一教会の教祖は文鮮明(ムン・ソンミョン)氏であるが、高市氏は「すみません・・・」と一言。またしても”知らない”高市氏に、中田は「あ、文鮮明という方で。では、文鮮明が亡くなった後、現在のトップはご存知ですか?」と再度質問するも、高市氏はすぐに答えることができなかった。
現在の教団トップは、文氏の妻。韓鶴子(ハン・ハクチャ)氏。中田が同氏の名前を明かすと、「あ〜あの。”ツルコ”って言っちゃダメなんですよね」と思い出した様子だった。
安倍氏は過去、韓氏をはじめとする教団関係者に「敬愛を表します」と話したビデオメッセージを送っており、中田は「安倍さんが(メッセージ)を送っていた、というところが、一個の契機になり、(銃撃)事件が起こっているわけですから、この韓鶴子さんがどういう人か・・・」と再び何か見解を求めようとしたのだが、高市氏はこれを遮るように、以下のように熱を込めて話した。
「いや、何があっても、人を殺すのはいかんですよ。何があってもいかんですよ。(安倍氏を銃撃した山上徹也被告は)とても不幸な身の上だったと思いますよ、親が信仰でお金を使い、自分も苦労して。それは不幸だったと思いますよ。でも、世の中には本当に恵まれない、努力の機会にも恵まれない人もたくさんいますよ。で、どんな理由があっても人を殺しちゃいかんです」
中田氏は、「その通りですよ。絶対にいけない」としつつ、「これを生んでしまったのが、単純に新興宗教の2世問題ではなく、その宗教に政権がお墨付きを与えていたというところが、犯人の、犯行への理由だということじゃないですか。ここが、政治と宗教の癒着の恐ろしさだと思っているんです。政治と宗教が癒着することによって、救い難い立ち位置に立たされる国民が現れる」と主張し、安倍氏と関わりが深かった高市氏こそが、教団の問題に”切り込める”とエールを送った。
高市氏は「難しいご指摘」と受け止めつつ、旧統一教会以外の宗教団体でも問題は起きているとし、「これからは消費者保護という意味で、さらに規制を厳しくしていくことは考えられると思います」と締め括った。
これは自分が「黒だったことを白にしよう」とするものだと、よくわかりますね。
「宗教団体」と関わったり支援を受けたとしても正々堂々とすればいいだけの話なのに、「知らない」とするから怪しくなるんですけどね。
自分の国を「サタンの側の国」と洗脳するような団体に魂を売って政治家になっただけでなく、強権的な手法で国民から搾り取ろうとすることへの後ろめたさでしょうか。
そういう人たちが息を吹き返し、そしてあの問題を「消費者問題」にすり替えようとする。
ますます怪しいですね。
そういえば、関税問題で何度も大臣が渡米して大統領詣でをしたというのに、次期首相が誰かわからない段階で10月のアメリカ大統領訪日が決まるという不思議な流れ。
あのあたりで総裁選の風向きが変わったようにコップの外からは見えたのですけれど、気のせいですかね。
トランプが再び大統領になる時に「元首相の妻」が嬉々として面会に馳せ参じたこともありましたからね。
植民地時代あたりから「先進国」という名を変えた搾取の歴史の成金同士の融通のための茶番劇はもうお腹いっぱいという感じ。
再発防止は、「政治家成金」とそれにたかる人たちを生み出さないシステムですね。
間違ったことに対して「黒を白に、白を黒にする」のは、社会に生きる希望や夢が欠けた空気にさせますからね。
あ〜あ、いやだいやだ。
*おまけ*
自民党の皆さんだけでなく野党もマスメディアも、腫れ物を避けるかのようにこのこの問題をなかったことにしたがりますね。それだけ弱みを握られているという感じでしょうか。
それが政府への不信感なのにと残念に思っていたら、まるで「禊は終わった」かのように息を吹き返したニュースが聞こえてきたので久しぶりにそのWikipediaを見たら、さらに詳細が増えたような。
あの二階氏の「医師のモラル低下」発言もいつの間にかWikipediaから削除されたので、この議員さんの行動もなかったことにされてしまう前に、「おまけ」にしてはちょっと長いのですが記録しておきましょう。
落選期間中は統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の八王子市の教会に通い続け、教団の関連団体「平和大使協議会」の平和大使を務めた。「神の国の実現を果たしたい」と力強く語りかけ、多くの信者たちの心をつかんだ。入山聖基教会長も「萩生田さんは安倍さんの側近。政界に戻すことが神の計画だ」と信者を指導した。文鮮明は、イギリスやイスラエルで宣教を行なっていた教団の元広報委員長の阿部正寿を2010年に帰国させ、安倍晋三に接近するよう指令を出していた。同年8月3日には、日本統一教会会長の梶栗玄太郎の長男の梶栗正義、同元会長の小山田秀生が議員会館を訪れ、安倍と面会した。
2012年11月16日、衆議院が解散。教団関係者はビラ配りやポスター貼りや電話かけ、街頭演説での聴衆の整理など、あらゆる支援を行なった。決起集会では多数の信者が動員された。同年12月16日、総選挙が実施され、萩生田は民主党前職の阿久津、みんなの党新人、日本維新の会新人、日本共産党新人の計4候補を下し、3年ぶりに国政に復帰した。
2013年1月、自民党総裁特別補佐に就任。同年10月、自民党筆頭副幹事長に就任。
2014年の第47回衆議院議員選挙では、東京24区で再び阿久津を下し、4選。
2015年6月25日、安倍晋三首相を支持する自由民主党所属議員を中心に設立された文化芸術懇話会に参画した。同年10月7日、第3次安倍第1次改造内閣で内閣官房副長官に任命された。2017年8月3日、自民党幹事長代行に就任。
2019年9月11日、第4次安倍再改造内閣が発足し、文部科学大臣に任命された。2020年1月29日、「令和3年大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施大綱」を見直し(記述式問題を見送り)。後の菅義偉内閣でも再任された。
2021年9月29日、任期満了に伴う自民党総裁選挙が行われ、岸田文雄が当選した。岸田はすぐに閣僚の人選ならびに党役員人事に着手。内閣官房長官に萩生田や上川陽子を充てる案が取り沙汰されるが、翌30日、岸田は松野博一を起用する方針を決めた。10月4日、第1次岸田内閣が発足。萩生田は経済産業大臣に横滑りで就任した。
同年10月31日、第49回衆議院議員総選挙で6選。11月11日、細田派は党本部で総会を開き、衆議院議長についた細田博之の後任の会長に安倍晋三の就任を決定。「安倍派」が発足した。
2022年6月18日、参議院・東京都選挙区(改選数6)に向けて生稲晃子の擁立を主導した萩生田は、生稲を連れて密かに統一教会の「八王子家庭教会」を訪れ、教団側に選挙支援を要請した。安倍晋三の死をはさみ、7月10日に行われた参院選で生稲は得票数5位で初当選した。
統一教会との関係
・2009年の衆議院で落選後、2012年に返り咲くまでの3年間、月に1~2回のペースで世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の八王子市内の施設を訪ね、3階の講堂で数十人の信者を集めて演説をした。なかでも水曜の夜に開かれる集会には頻繁に出席した。「神の国の実現を果たしたい」と力強く語り、文鮮明・韓鶴子夫妻を「真の御父母(ごふぼ)様」と呼んだ。「みんなが萩生田さんを私たちの家族なんだなって思っていたんです」と教団関係者は証言している。その当時、萩生田が演説する際は、教団幹部から「ビデオは回さないように」と信者たちに指示が出されていた。
・落選期間中、旧統一教会の施設を訪れる萩生田を、教団側は信者に対し「安倍さんの側近というか、一番お近づきになっている方が萩生田さんなので、八王子教会としては、萩生田さんを政界に戻すことが神様の計画である」と説明した。また「安倍さんを日本の代表にする必要がある。安倍さんに一番近い萩生田さんと安倍さんがセットで活躍すれば、教会は大いに発展できる」と述べた。信者らはビラ配りやポスター貼り、電話かけなど選挙の支援を積極的に行なった。萩生田は礼拝を兼ねた日曜日のバーベキュー大会にジャージ姿で駆け付けたこともあった。教団関係者は「教会の若い人たちは、家族として萩生田さんのことを思うくらい、自分の時間を全部(萩生田のために)使っていた」と証言している。
・萩生田は世界平和統一家族連合の関連団体「世界平和女性連合」が主催するクリスマス会に秘書を必ず出席させ、妻とともに数回出席したと八王子市の政界関係者は証言している。
・2011年5月21日、旧統一教会の関連団体「平和大使協議会」の平和大使として、青年指導者フォーラムで講演をした。
・2012年3月5日、萩生田が代表を務める資金管理団体「はぎうだ光一講演会」は世界平和女性連合に会費1万5000円を支払った。
・2012年4月30日、教団最古参の幹部の一人である阿部正寿が所長を務める世界戦略総合研究所は、同年9月の自民党総選挙を見据えイベントを企画。阿部、同事務局次長の小林光司、同筆頭理事の加藤幸彦らは、安倍晋三、妻の安倍昭恵、側近の今井尚哉とともに高尾山に登り、安倍の捲土重来を祈願した。阿部ら教団幹部によって集められた300人の若者もともに登った。萩生田は下山時にスーツ姿で駆け付け、安倍夫妻と合流。自身のブログに写真付きで報告した。
・2012年7月3日、「はぎうだ光一講演会」は世界平和女性連合の下部組織「東京第24連合」に会費1万5000円を支払った。
・2013年6月30日、安倍首相は自民党本部の総裁応援室で、日本統一教会会長の徳野英治、全国祝福家庭連合会総会長の宋龍天、国債勝共連合会長の太田洪量と面談した。面談にはm萩生田、安倍の実弟の岸信夫、国際勝共連合副会長の渡邊芳雄、同団体幹部が出席した。安倍は、4日後に公示を控えた参院選に比例区から立候補する北村経夫の当落予想について徳野、太田らと協議し、徳野に北村の支援を直接依頼した。出席者のあいだで、教団側が全国組織を生かして北村の票の積み上げをすることが確認された。7月1日に日本経済新聞が配信した「30日間の首相動静」には「13時9分萩生田副幹事長、岸信夫衆議院議員」とあるのみだった。2024年9月17日付の朝日新聞が安倍ら8人が並んだ記念写真を公表するまで、教団トップの徳野、宋、太田がその場にいたことは伏せられていた。7月21日投開票。帰宅らは知名度も低く「当選には程遠い」と言われていたが、自民党が比例代表で獲得した18議席中15位で当選した。
・2014年3月13日、「はぎうだ光一講演会」は世界平和女性連合に会費1万5000円を支払った。
・2014年10月11日、世界平和統一家庭連合多摩東京教区は「祝福原理大復興会」を八王子芸術文化会館で開催。会長の徳野英治が「世界平和は祝福結婚から」と題する講演を行なった同イベントに、萩生田は参議院議員の中川雅治とともに来賓として出席し、挨拶した。元信者は萩生田の参加について「家族が来てくれたくらいの親近感があった」と証言している。萩生田は2022年8月2日、「特別、承知の上でお付き合いしているというのではなく、地元の皆さんで、その中にそういう関係者がいたのかもしれないという認識」と釈明した。
・2015年3月23日、萩生田が代表を務める「自由民主党東京第二十四選挙支部」は世界平和女性連合に会費1万5000円を支払った。
・2017年3月22日、「自由民主党東京第二十四選挙支部」は世界平和女性連合に会費1万5000円を支払った。
・2019年、萩生田の政治団体は世界平和女性連合の下部組織「東京第24連合会」に会費1万5000円を支払った。
・2019年、ジャーナリストの鈴木エイトが萩生田に取材を申し込み、国際勝共連合に関して質問。萩生田は「最近(国際勝共連合は)地元ではあんまり動いていないしね」と答えた後、「地元では世界平和女性連合とかの会合なんかで留学生のスピーチコンテストそういうのには出ています」「最近はもう壺も売っていないしね」と回答した。萩生田が、世界平和連合と国際勝共連合と旧統一教会が同一の一つの組織体であると認識していることが明示された。
・2022年6月16日、世界平和連合の多摩東京事務局長は、教団信者ら数百人が登録されているLINEグループに以下のメッセージを投稿した。メッセージにある「S」は「選挙を意味する」と信者はのちに説明している。
6月18日(土)八王子家庭連合において、Sの応援激励会を午前10時開場、10時30分より開会(終了は午後12時30分予定)で行います。現在この取組は摂理の中心です。これは、必ず勝利しなくてはならない内容です。多くの皆さんのご理解とご参加をお願いいたします。
同年6月18日、参院選・東京都選挙区の生稲晃子の擁立を主導した萩生田は、八王子駅前での街頭演説のあと、生稲を連れて八王子市子安町の旧統一教会の施設「八王子家庭教会」に向かった。八王子家庭教会には150人ほどの信者らが集まっていた。二人は拍手で迎えられた。萩生田は、文鮮明と韓国鶴子総裁の夫婦の肖像画がかけられていた舞台に向かって一礼して登壇し、選挙の説明をした。信者が「巨人の星」の替え歌で生稲を激励すると、生稲は目頭を押さえた。萩生田は生稲の支援を要請した。
・2022年7月10日、参院選の投開票が実施。生稲は初当選した。翌11日午後から、日本でも世界平和統一家庭連合と政治家との繋がりが大手メディアで取り沙汰されるようになった。8月2日、萩生田は、教団の関連イベントに出席したことを記者から問われると「地元の皆さんの中にそういう関係者がいたのかもしれないという認識だ」と説明した。
・2022年8月16日、新潮社の情報サイト「デイリー新潮」が、萩生田が生稲を連れて世界平和統一家庭連合の施設を訪れたことをスクープ。17日、生稲は事務所を通して、訪問したことを事実と認めた。18日、萩生田は記者団の取材に応じ、「関係者のご縁で、ご指摘の施設を訪問することになりました。お名前はちょっとわからないんですけれど、八王子の子安町にある施設でありまして、そこに生稲さんと訪問しました」と答えた。元信者はTBS「報道特集」取材班に、萩生田が落選期間中に八王子の教会を頻繁に訪れていたと証言。番組側はこの証言をもとに問いただすが、萩生田は「2009年から12年の間に、毎月2回教会を訪れて私が講演をしたり、青年部のみなさんに説教していたと書いてあるんですけど、こういう事実は全くありません」と答えた。NHK「クローズアップ現代」の取材に対しても「訪問先の会場はホテルや雑居ビル、イベントスペース等であったが、教会施設であるとの印象を受けたことはない」と答えた。
・落選中だった2009-2012年に旧統一教会と深く関わっていたことを元信者の証言に基づいて指摘する報道が、2022年8月になって相次いだが、萩生田はこうした報道を一貫して否定している。
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