金利がある世界も怖いけれど、散々国債を孫子の借金と否定的だったのが、いきなりお勧めする記事が増えるのも怖いですね。
年が明けると、なんだかガラリと雰囲気が変わっていきなり「日経平均 終値で史上最高値を更新」というニュース。ちっとも円安が変わらないのになぜ株価だけ上がるのだろうと、ほんと訳がわからない世界ですね。
しかも、どこぞの大統領がまたよその国に侵攻しただけでなくその国の大統領まで捕まえるというびっくりなニュースの後なのに、経済とか「株式市場」って平穏な雰囲気なのが不思議でシュールですね。
政治家の皆さんも、あの4年前の侵略戦争の時よりもさらにトーンが低いようなのは気のせいでしょうか。
*なるほど、「株の世界」の価値観とはこういうものか*
こんな時にはネットニュースに書き込まれるコメントを読んでみましょう。
以前は「経済」とか「株」のニュースのコメントを読んでも目が滑るだけでしたが、最近はちょっとだけコメントの行間を読めるようになってきました。ほんのちょっとだけですが、なんとなくつじつまがあっているか、どこからか借りてきた正論ではなく、きちんと自分の中で葛藤したものか、あたりでしょうか。
特に、株という私には無縁の世界はどんな考え方で動いているのか参考になったので、いくつか記録しておきましょう。
完全に相場と化しているんでしょうね。ベネズエラ問題やウクライナ問題など解決が見通せない不安要素が多いのに、一切気にすることなく上昇しているのはカネを動かしたいだけの投資家による動きと考えるしかなさそう。
個人投資家は「うれしい」けど「不安が募る」状況です。どう動くべきかの判断ができないですね。
なるほど、こういう表現があるのですね。勉強になります。
株価は「善悪」では動かない。今回も地政学リスクより、流動性と期待が優ったというだけの話。
AI・半導体、日本経済への期待というが、実体以上に「賃金の行き場」が影響している面は大きい。悪材料が出るまでは上がる、というより出るまで折り込まれないのが市場。ただし、この上昇が生活実感にどれだけ結びついているかは別問題。株価と実体経済の乖離が続くほど、調整は急になる。
楽観も悲観も極端に触れず、「なぜ上がっているのか」「誰が恩恵を受けているのか」ここを冷静に見る局面だと思う。
昨年から株価上昇のニュースが頻繁にあっても浮かない雰囲気に感じたのが、「株価と実体経済の乖離」というのですね。
企業業績が好調で株価が上がっているのではなく、単純に更なる円安期待による外国人投資家の買いによる上昇。
特に日本が豊かになるわけでもなく、配当などの富の流出で日本から資金が消えてさらに不景気になるうれしくない方の株価上昇だと思うけどね。
ああ、これはすぐに理解できますね。
その反対が、円高の頃に「今こそ海外の金融商品を買えばお得」という雰囲気でしたからね。
そういう人も円安のままがいいですよね。
*マネーゲームと暴落におびえる人の悩み*
企業業績なんて関係なくマネーが金融資産に向かう、金融相場の様相になってきた。
カタカナの「マネー」とはどういうニュアンスで、「金融相場の様相」ってどんな状況なのだろう。また知らないことが増えました。
円安株高で資産がどんどん増えていくな。「いつの間にか富裕層」って本当に多いんだろうな。ばら撒きでさらにインフレ加速しそうだし、完全に富裕層優遇政策だけど支持率高いのはすごいよな。
なるほど、なかなか円高にならず株価だけ上がっているのは、「政治」の手腕ってことだったのか。
資産の半分は国債や定期にしてるから市場の暴落にも余裕で耐えられるが、それにしても含みがあっという間に投資金額の倍以上に増えてて、売ったら、来季の税や社会保険料が大変なことになる。にわか億り人がますます増える筈だよな。最近は皆が株式投資やってるから、今や株持ちの優位性が損なわれるのがストレスになる。それに円の価値が下がってインフレが進むと、金持ち貧乏になってしまう。そろそろデフレに転換してくれ。
暴落におびえつつ、持てる者の悩みは尽きないのですね。それを「含み」というのかな、よくわかならいけれど。
そしてそういう人の声に応える政策が現代の「政治・経済」でしょうか。
そりゃあ、お米が高すぎて買えないとか、生活が苦しいから消費税や社会保険料を見直してくれなんて、庶民の声は「政治家」には聞こえないですね。
*やはり歴史はくり返すのかな*
戦争特需を期待するようなコメントもありました。
不安定な世界情勢の中、我が国日本の国防を願い重工業株を買いました。昔のように海運立国に潜水艦空母や民間商船等大量に作り、同盟国や自由主義国家に円安の今こそ輸出すべきでしょう。
「大正に入り 世界大戦の好況により」という時代は、こんな雰囲気だったのかもしれませんね。
高額所得者10億円以上だと確か資産の9割を株式保有らしい。高市政権は高圧経済を主張し、物価高は放置して、賃金を上げることに重きを置き、総需要を喚起することにしたようだ。基本的には、金利は抑え、株高を期待することになり、富裕層の手元は豊かになり、その点でまず需要が喚起される。それにより、好循環が生まれ、賃金も上がる、らしい。年始のリフレ派の座談会では日経平均20万円など出ていたが、笑いが止まらない富裕層か。
「高圧経済」なんて言葉もあるのですね。
いやあ、みなさん、ほんと宗教の教義や代替療法の「理論」のような難解な「経済」なのに、よく理解できますね。勉強になりました。
明治時代に株式が始まり、相場師気質の者が実業界を牛耳るようになった、そして戦争特需によって支えられた財閥が出来上がり、帝国主義・植民地主義が姿を変えた今の時代へ。
やはり「政治・経済」に「失敗を認め、再発防止する」なんて言葉は通用しないのだと思えてきました。
*おまけ*
「株」にアンテナが向くようになって、今年、初めて気づいたニュースが「東証の大発会に財務大臣が出席して、鐘を打ち鳴らす」というものでした。なぜ財務大臣が出席するのだろう、いつ頃からどのような経緯があったのだろうと検索してみたのですが、頼みの「AI」も教えてくれませんでした。
で、他の記事にこんなコメントが。
インサイダーというものを考えると政治家と株の関係ってすごい微妙じゃない?政治の力で事業を拡大させることができるわけで。
まさに。以前は「汚職事件」「インサイダー事件」とかよく耳にしていたけれど、最近はほんとなりを潜めましたね。まるでそんなことはないかのように。
マネーゲームに参加する人が増えたら、そりゃあ批判はしにくいですね。
政治家への道は、「宗教成金」「芸能成金」「電動モビリティ成金」「コメ成金」「AI成金」とかありそうですね。
そして「政治成金」で上がり、でしょうか。潤沢な資金が得られて、意のままに社会を動かせますからね。
旧約聖書のコヘレトの言葉とか、新約聖書の「世界の終末における善と悪のたたかい」とか「最後の審判」とか、こういう時代がいつも繰り返されてきたのでしょう。
自分は賢いと思っている成金はほんと失敗に学ばない愚か者になりやすいですからね。
だから歴史は繰り返すのですね。
まあ、アリの妄想ですけれど。
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