生活のあれこれ 85 「単に生きているだけでなく、人間らしい生活」

ここ30年ほどで突然「政治・経済」の風向きが変わり、預金のペナルティかと思う利子になるは、政府からは老後のためには2000万円用意しろとか「金融リテラシー」「資産運用」と言ってリスクマネーをお勧めされるは、まさか政府が詭弁を弄するとは思いませんでした。

 

さすがに消費税が10%になってから、年間十数万円の消費税になっていることに驚き、年金支給予定額の約1ヶ月分の消費税がむしり取られていることに愕然としました。

政府はただ税収を増やしたいだけなのだろうと泣けてきますね。

 

 

*「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」*

 

2019年10月1日に消費税が8%と10%に上ってから、「健康で文化的な最低限度の生活」ってなんだろうと、ずっと考えています。

 

消費税が導入されそれが5%になった頃は「消費に対するペナルティ」、そして10%になって以来、「生かさず殺さず」で生きることへのペナルティのように思えてきました。

 

ここ数年、「健康で文化的な最低限度の生活」という憲法第25条(生存権)が毎日頭によぎります。

子ども向けの回答をAIが教えてくれました。

第1項:「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と規定されています。これは単に生きているだけでなく、人間らしい生活を国に求めることができる権利(生存権)を保障しています。

第2項:「国は、すべての生活部門について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない」と定めており、国に具体的な福祉の向上を義務付けています。

(強調は引用者による)

 

*上下水道の消費税はなぜ10%なのだろう*

 

さて、2ヶ月に一回、上下水道料金のお知らせがあります。

 

上下水道は、この健康で文化的な最低限度の生活に不可欠なインフラだと思っていましたが、なぜ食品と同じ8%ではないのだろう。たしか当時もさまざまな見解が報道されていた記憶はあります。

 

AIが教えてくれました。

水道料金の消費税が10%の理由は、2019年10月の増税に伴い、水道水が軽減税率(8%)の対象となる「食品」ではなく、軽減税率(10%)の対象となる「インフラサービス」と定義されたためです。水道水は飲用だけでなく、風呂や洗濯など生活全般に使われるためです。

(中略)

なお、ペットボトルの「ミネラルウオーター」は食品として軽減税率8%が適用されますが、蛇口から出る「水道水」は10%となります

 

ああ、そうでした。ペットボトルは8%なのになぜ水道水が10%かという批判がありましたね。

「飲用だけでなく、風呂や洗濯など生活全般に使われるためです」

なおさら、軽減税率の対象に相応しいと思うのですけれど。

 

なぜ「生活」のなかで「飲食品」と「インフラ」で分けた税率にするのだろう。

8%の飲食品にも贅沢品・高級品も含まれているのに、なぜ基本インフラは「生活全般に使われる」と10%になるのだろう。

お風呂だって洗濯だって、現代社会では基本的なインフラは贅沢ではなく人間らしい生活のために欠かせないことなのに。

 

 

*水道料金の消費税は何に使われるか*

 

そういえば水道料金の消費税は何に使われているのだろうと疑問が湧いたのですが、AIが教えてくれました。

水道料金に含まれる消費税(10%)は、主に国と地方の社会保障費(年金・医療・介護・少子化対策)として使われています。水道事業は自治体た運営しており、水道局が消費者から預かった消費税を国・地方自治体に納付し、一般的な税金と同様に社会保障費などへ充当されます。

 

「清浄で豊富で低廉な給水」がいつでも確保され、そして魔法のような下水道処理システムが整備されて、あの東日本大震災でガスも電気も水道もびくともしなかったインフラで成り立っている「人間らしい生活」です。

そのサービスに消費税が使われるのならまだわかるけれど、まどろっこしい方法ですね。

よほどインフラ整備に使ってくださった方がありがたいけれど、水道は「独立採算制」で原則的に税は使われないらしいとのことで、ややこしいですね。

水道料金の歴史も勉強しなければ。

 

年金1ヶ月分ぐらい消費税を払わされているのに、まだ足りないと、税と社会保険料をうやむやにして「なんとか支援金」を忍び込ませて国民から搾り取るのですから、一体、何に使っているのやら。

 

あの未曾有の感染症への対応に必需品で値段が爆上がりした時にも、マスクを始めとした衛生用品を免税するという発想がなかった政府ですから、鼻から国民の生活なんて頭にないのだろうな。

さらに医療費が足りないからと市販薬に誘導されているのに、それに対しても10%をかけるのですから何が「消費に対する税」なのだろう。

 

軽減税率も、恣意的でくせ者ですね。

誰がこんな方法を考えつくのだろう、権謀術数が渦巻き、生馬の目を抜くといわれる界隈はほんと、生活の視点が感じられない怖いところですね。

 

 

*おまけ*

昨年夏に、東京都の水道基本料金が4ヶ月間無料になりましたが、あれはどういうカラクリがあるのか気になっています。

「独立採算制」だとすると、4ヶ月間の水道事業の経費はどうやって補填したのだろう。

何にしてもありがたがられるようにばら撒くぐらいなら、最初から取るなと言う話なのですが。

 

 

 

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