少し検索しただけでこれでもかと情報や広告をお勧めされるデジタルな生活ですが、遠出のあとその地域の生活に密着したニュースを伝えてくれることはいいですね。
「田んぼ」とか「用水路」を検索するのが多いのか、6月に入ると私のニュースラインは「小学生が田植え」「『やってみるととても大変』と田植え体験」「おいしいお米になって欲しいと田植え体験」といった全国のニュースの真っ盛りでした。
さて、その中にこういう田植え体験もあるのだと訪ねたあの地域を思い出した記事がありました。
吉野川分水のつながりを学ぶ田植え体験
吉野川分水のつながりを学ぶプロジェクトで、川上村と橿原市の児童が田植えを通して交流を深めました。
田植え体験には、川上村のかわかみ源流学園と橿原市の鴨公小学校の5年生が参加しました。
田植えを前に児童たちは、地域農家の集まり「水土里の会」のメンバーから苗の植え方を教わりました。
そして、水田に横一列で学び「ヒノヒカリ」の苗を植えていきました。
吉野川の水源地である川上村と、水田のある橿原市は吉野川分水を通してつながっています。
児童たちは、泥の感触に戸惑いながらも次第に慣れ、新しい友達と交流しながら丁寧に植えていました。
川上村の児童はー
「けっこう入ってみたら気持ち良かったです。すごいつながりを感じます。」
橿原市の児童はー
「すごい川って長いなと思った。水がきれいなほうがいいと思う。」
10月中ごろには、稲刈り体験が行われ交流が続けられます。
(2026年6月11日、奈良テレビ放送)
その名も「かわかみ源流学園」、どのあたりだろうと地図で確認すると吉野川の大滝ダムから2kmほど下流の支流との川合のそばにありました。そこから何度も何度も蛇行しながら流れて、2022年に訪ねた両岸に水分(みくまり)神社のある吉野町から約7kmほど下流の大淀町に吉野川分水の取水口があります。
その水が暗渠を通って山を越え奈良盆地を潤しています。
鴨公小学校はどのあたりだろうと探すと藤原宮跡のそばで、そこから2kmほど南に吉野川分水歴史展示館があります。
うらやましいですね、小学生の時にあの水はどこから来たのかを教えてもらえるなんて。
水田が健在の理由の一つですね、きっと。
きっと、この小学生の中からあちこちの用水路を歩くのにはまる人が出てくることでしょう。
*おまけ*
「地域農家の集まり『水土里の会』」、私があちこちを訪ねた後に出会う農業や治水の歴史の膨大な先人の記録があるネットワークですね。
「吉野川分水」の記録もだいぶ増えたのでまとめておきましょう。
<2020年>
<2022年>
<2023年>
<2024年>
<2025年>
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