2024-10-01から1ヶ月間の記事一覧

米のあれこれ 98 水島工業地帯との境界にある田んぼを歩く

亀山を過ぎると目の前は工業地帯で、東西へと流れを変えた2列の水路沿いに国道430号線が通っています。 水島港を目指して歩き始めましたが、まっすぐな交通量の多い道路はわずか400mほどが果てしなく遠く感じますね。 水島臨海鉄道の高架橋の下を抜けると、…

落ち着いた街 59 南部用水沿いの亀島を歩く

ホテルを8時過ぎにチェックアウトし、まずは窓から見えた小高い場所を目指しました。 どこまでも平らで、2列の水路がまだ残っている八間通りには花や木々が植えられていました。 かつては狭い家々や田畑だったであろう地域が、ゆったりと一軒家の「瀟洒な住…

散歩をする 531 高梁川河口左岸の干拓地を歩く

とうとう5ヶ月遅れに突入してしまいましたが、5月、ゴールデンウィーク明けに出かけた散歩の記録もいよいよ3日目です。 吉備の穴海の干拓の歴史と現代までの用水路や堰の歴史をたどることができた充実の2日間でした。 さすが、晴れの国岡山で好天に恵まれた3…

記録のあれこれ 185 能登国の災害史

2020年に修学旅行の記憶を確認しに輪島へ向かうか、半島の東側をバスで往復するか当日まで悩んで、海岸線をバスで訪ねました。 今年の元日の震災に、輪島に行っておけばよかった、もう一泊延ばして珠洲市までやはり足を伸ばせばよかったと悔やんでも悔やみき…

数字のあれこれ 83 洪水により田畑の形が変わるので測量が必要

元日の地震以来、美しい能登半島の風景と生活が1日も早く戻っていきますようにと思い続けていた時に、無慈悲な能登半島豪雨が起こりました。 遠出をするようになって知った災害が多かった安政年間の雰囲気は、今の時代に重なるのでしょうか。 ほんの数十年ほ…

目から鱗  19 「江戸時代に海域を失ってから」

これまで何度か、瀬戸大橋線の車窓から妹尾駅のあたりを見ました。 早島の 16世紀ごろからの干拓や茶屋町の17世紀からの干拓による水田が南側にひらけている壮大な風景から、妹尾駅のあたりになると住宅地や駐輪場の風景なので比較的新しいベッドタウンかと…