2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

記録のあれこれ 69 換気が呼びかけられるようになったのはいつか

広島駅からけっこう乗客が乗っていた呉線も、広駅をすぎるあたりから乗る人も少なくなりました。ちょうど海や島々が見える風光明媚な区間は一車両に2人しかいなくて、なんだ、広島駅で並んでまで海側の席を取らなくてもよかったですね。 途中で、地元の方と…

散歩をする 213 呉線で瀬戸内海をみる

太田川放水路をみて広島駅に戻りました。 午後は、12時30分のJR呉線快速安芸路ライナーで、ぐるりと瀬戸内海沿いをみる予定です。 呉線はずっとずっと乗ってみたかった鉄道のひとつでした。 私にとっておそらく、海を初めて意識したのが瀬戸内海の記憶で、幼…

水のあれこれ 132 「明治以降の放水路」

太田川放水路が三大放水路と呼ばれていたと書かれていた文献はどれだったのか、残念ながら見つけられずにいます。 荒川放水路のヨシ再生で引用した「荒川放水路変遷誌」の、「コラム 明治以降の放水路」に以下の放水路が挙げられていました。 新淀川 明治30…

水のあれこれ 131 太田川放水路

訪ねてから2ヶ月近く経ち、散歩の記録をと思いつつなかなかその気持ちにならないのは、やはり非常事態の毎日ゆえでしょうか。 非日常が日常になりつつあって、ようやくあの散歩の目的の一つでもある太田川放水路を訪ねたことを書こうと思いました。 大事な記…

散歩をする 212 三次から芸備線で広島へ

少し間が空いてしまいましたが散歩の記録の続きで、二日目は8時11分発の「快速みよしライナー」に乗って広島へ向かいました。 出発まで時間があったので、三次駅の南側を歩いてみることにしました。地図をよくよく見てみると、三江線の線路がうっすらと描か…

記録のあれこれ 68 自衛隊の活動記録(4/7~4/23)「基本動作に忠実に」

毎日の自衛隊の新型コロナウイルス関連のtweetを最初の頃は雑紙に書き写していたのですが、とうとう一冊のノートに転記し始めました。 1日分を書き写すだけで結構時間がかかるのですが、読み飛ばしてしまいそうなところを再確認できるので、この方法になりま…

事実とは何か 69 なぜ「人権への配慮」の問題になるのか

緊急事態宣言が出されたあとに美容室へ行きました。 1ヶ月前とは違ってお店のドアは開放されたままにしてあり、入り口には消毒剤が置かれ、一人終わるごとに椅子などを消毒していましたし、ブラシなど共用のものは極力使わないようにされているようでした。…

記録のあれこれ  67 新幹線と新緑

通勤途中のホームから見える新幹線と満開の桜が、刻々と変化して「新幹線と新緑」の風景になりました。 手前に見える歩道には、赤やピンクのツツジが咲き始めました。 新緑に新幹線の白が映え、ツツジがちょっと色を添えている風景です。 こんなにも美しい風…

実験のようなもの 8 ヒトの筋力維持

どこにも出かけずに2日間ぐらい自宅にこもったあとに通勤すると、今までなんともなかった階段の上り下りで脚がつりそうになっています。 通勤は数千歩、休日なら1万歩から2万歩くらい歩いていた毎日から運動量が激減しています。 切迫早産で1~2ヶ月ぐらい安…

気持ちの問題 61 なぜジョギングはOKなのか

外出自粛の呼びかけが出てからかれこれ1ヶ月。 通勤時のひっそりとした雰囲気が日常になりつつあります。 生活の不安や不便はあるけれど、これだけの人がそれなりに行動や生活を変えて社会がパニックになることもなく乗り切ろうとしているのはすごいことだ…

10年ひとむかし  63 口の開け方が変化したのかもしれない

外出自粛でテレビ番組の作成も大変そうですね。急遽、再放送に切り替わっているので、10年前とか20年前のちょっとセピア色の記憶になりつつある映像を観る機会が増えました。 たまたまつけたNHKのうたコンで、坂本冬美さんと由紀さおりさんが歌っていました…

散歩をする 211 いつもと違う風景

時間があれば、ふらりと電車やバスに乗って気軽に散歩をしていた日々が夢のようです。 でも今は、「通勤」という大義名分があります。 時間帯や区間にもよりますが、緊急事態宣言の後はさすがに乗車人数がぐんと減りましたから、だいたいは座れます。 しかも…

食べるということ  53 工夫する

世の中にあふれるこうきたかと驚く食べものの種類に、ヒトの食べるものへの探究心はすごいなと、ちょっとめまいに似た感じにたびたび襲われます。 半世紀前の子どもの頃はいまと比べれば素朴だった食事の記憶ですが、それでも、そうとういろいろな国の食事が…

記録のあれこれ 66 第96回日本選手権水泳競技大会、12月開催へ

2月23日は、4月2日から行われるはずだった競泳日本選手権のチケット発売日でした。 オリンピックイヤーなので、チケットは早めにと思い、当日午後2時頃に買いに行ったところ、いつも利用しているチケットセンターの取り扱い分は会場のはるか後ろの方の席だけ…

食べるということ 52 生演奏を聴きながら

なんとなく気持ちが重い時には孤独のグルメの昨シーズンの録画を繰り返し見ています。すると摩訶不思議、目の前の食べ物が本当に美味しくなるのですよ。 今は運動不足なので、食べ過ぎには注意ですけれどね。 1月下旬にはアイリッシュ・スプーンを聴きたくて…

新型コロナウイルス関連の記事のまとめ

未知の感染症で私にはわからないことばかりでしたから、最初の頃はブログに今回の感染拡大について何かを書くのはやめようと自分を制していました。 1か月ほど様子をみているうちに、あの原発事故後を思い出させる様相になってきました。 それは、専門家が「…

ケアとは何か 33 日常生活が途切れる時の支援

帰国後にどこかに隔離されたり停留されることへ抵抗感が大きいのは、世界の感染症の最前線で働いていたNGOスタッフでさえも犯罪者のように扱われた と感じ、国際赤十字・赤新月社まで科学的知見に基づかない隔離を含む差別をするなと混乱していたのが、わず…

10年ひとむかし  62 感染症にも強い住環境

東京都が軽症や無症状の感染者をホテルなどに移動させることを決定したことは、勇断だと思いました。 「自宅で待機」といっても、自宅がどのような間取りか、同居者は何人でどのような人かによっても自宅に戻ることを躊躇する人もいることでしょう。 これま…

ケアとは何か 32 隔離と停留の日常支援

緊急事態宣言が出されて、テレビに文字スーパーで情報が表示されるようになりました。 感染症拡大は「災害」ではないという規定だったのだろうかと受け止めていたのですが、自衛隊の活動記録をみると当初から「災害派遣」としていたようです。今後は、地震や…

記憶についてのあれこれ 154 検疫

自衛隊の空港検疫への自主派遣の記事を読んで、そういえばもうかれこれ20年ほど空港検疫とは無縁の生活だったと思い返しました。 90年代までは東南アジアへ2週間とか1年の滞在で、比較的国際空港を利用していた方でしたが、最後に海外へ行ったのは2001年の秋…

発達する 28「春はお花がいっぱい咲くから好き」

外出自粛で一日中家にこもる日が多くなりました。 ずっと人と会わないとか家の中にいることも比較的平気ですが、3月なかばからは陸にあがった河童状態なのは悲しいですね。早く泳ぎたいなあ。 プールが長期休場の時には散歩をしていたのに、人口が多い地域だ…

事実とは何か 68 報道だけではつじつまがあわなく感じた点

自衛隊の活動記録を読むと、もしかしたらこの点を報道関係の方々がもう少し掘り下げてくださったら、つじつまのあわなさに翻弄されることが少なくなるのではないかと思える点がいくつかありました。 *マスクの供出と返還* さすが自衛隊だと思ったのが、3月…

記録のあれこれ 65 自衛隊の新型コロナ感染症対策の活動の記録(3/1~4/6)

自宅にこもっていると時間に余裕があるので、入退院のデーターを最初から記録してみようと思い立ちました。2月25日から始まっているのでそれを表に書き移しながら、全てのtweetを読んでみました。 これまでニュースだけだとなんだか感染症対策としてはつじつ…

数字のあれこれ 63 人口が多いことの意味を実感

数字に弱い私なので、数字の話なのに直感的なタイトルです。 新幹線がガラガラになってきたのは2月下旬に岡山・広島へ行った時に感じましたが、都内の私が利用する公共交通機関は2月に入ってすぐに、日中の利用者が減り始めたことを感じました。 ただ、朝6…

散歩をする 210 新幹線と桜

最近はすっかり散歩のブログの様相を呈してきて、たまに初心に戻って出産関係の話を書く程度になっていました。 今年に入って新型コロナウイルスの拡大が話題になり始め、最初は情報を追うだけで精一杯でわからないことだらけでしたが、最近は少し全体像が見…

存在する 23 就業者数と潜在者数

感染症指定病院や保健センターの方々の過酷な労働状況や、陽性者が出て何人ものスタッフが自宅待機になっている施設の状況を想像すると、余裕のあるスタッフ数というのはどのように考えたらよいのだろうかと考えても、管理的な業務にはほとんど携わっていな…

観察する 67 感染症対策のための観察を生かす

4月2日の夜、遅い時間帯のニュースをなにげなく見ました。 最近はだいぶニュース番組も落ち着いてきて、知りたい内容が伝わるようになってきた印象です。報道機関の方々にしても、非常事態のような初めての感染症に対する報道ですから、何をどう伝えるのか、…

存在する 22 デッドストック

自分自身が意味を深く理解できていない横文字はあまり使わないようにしているのですが、今日のタイトルは直訳すると「死蔵品」なので、今の社会の雰囲気では避けた方がよさそうですね。 ほかに「売れ残り品」「不良在庫」あたりが日本語のようです。 社会か…

数字のあれこれ 62 入退院のデーター

たしか2月中旬ぐらいからは厚生労働省のtweetで最新情報が出ていないかどうかをチェックするのが日課になりました。今回は現状を把握するだけでなく、安心感のよりどころにもなっています。 それは、厚生労働省だけでなく、自分が働いてきた日本の医療のシス…

気持ちの問題 60 非常時に何かを呼びかけたくなる気持ち

イタリアやスペイン、アメリカの状況が3月半ばになって伝わると、「日本も気を緩めないで。人ごとだと思わないで。2週間後には日本もこうなる」というメッセージを見かけるようになりました。 こういう正しさや善意の言葉は人の心に入っていきやすいので、要…