2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

水のあれこれ 160 羽村取水堰から村山貯水池への導水管

昨年夏に村山貯水池を訪ねたあと、涼しくなったら羽村取水堰からどのようにここまで導水しているのか、ぜひ歩いてみたいと地図をながめていました。 30年ほど前に玉川上水に関心が出て、2017年ごろから再び玉川上水を歩いています。 JR青梅線羽村駅を降りて…

10年ひとむかし  76 「会食」は古い政治の言葉

新聞を読まなくなって久しいのですが、そういえば購読していた1990年代頃までの記憶では、一面の下に小さく「首相の動静」があって、「赤坂で誰それと会合」だったかそんな記録が書かれていましたね。 テレビでは、黒塗りの高級車がずらりと並んだ夜の街を映…

記録のあれこれ 89 106歳まで泳ぎ続ける

5年ほど前の記事で紹介した、1500mを1時間で泳ぎ切った長岡三重子さんが亡くなられたというニュースがありました。 国内最高齢106歳の現役スイマー 長岡三重子さん死去 数々の世界記録をマークし国内最高齢の現役スイマーとして活躍した長岡三重子さんが山口…

水の神様を訪ねる 28 二つの貯水池と二つの氷川神社

水の神様を訪ねるのにリベンジという言葉はふさわしくないですね。 あの村山貯水池(多摩湖)のダム堤体の途中にある氷川神社をぜひ訪ねてみたい、そして山口貯水池から柳瀬川が始まっているところをみて、その左岸にある中氷川神社を訪ねてみようと出かけま…

水のあれこれ 159 村山貯水池と山口貯水池

1990年代半ば、武蔵嵐山にある国立女性教育会館でシンポジウムか研修があり、その時に初めて東武東上線を利用し、途中、柳瀬川を渡った記憶があります。この頃は、川の名前も、どこから流れてくるかも関心がまだあまりない時期でした。 その次は、2019年に武…

水の神様を訪ねる 27 柳瀬川と氷川神社

感染者数増加で遠出ができなくなった昨年12月は都内近郊の散歩をしましたが、12月中旬に柳瀬川沿いにある2カ所の氷川神社を訪ねた記録をまだ書いていませんでした。 柳瀬川は水子貝塚を訪ねた時にも渡りましたが、そのあと11月に新河岸川との合流地点も歩い…

食べるということ 64 「 会食」とは日常的な言葉なのか

人生の中で、こんなに「会食」という言葉を聞いたことがないと思う昨今ですが、私の人生で「会食」と言われてもほとんど無関係に感じる言葉です。 最初にこの言葉が印象に残ったのは、およそ40年前の高校生の時でした。 生徒会役員になった時に、生徒会長に…

数字のあれこれ 69 「石の上にも三年」

「自由な働き方」と非正規雇用で「『石の上にも三年』は死語なのか」と書きました。 この諺はどこからきたのだろうと検索していたら、「『石の上にも三年』は大うそ、身を滅ぼす人月商売から今すぐ足を洗いなさい」(日経XTECH、2019年11月18日)という記事…

簡単なことを難しくしているのではないか 13 「今、実行・拡散してほしいこと」

先日、ふとつけた日テレの「news zero」で、尾身会長と櫻井翔氏の対談が放送されていました。 「若者のせい」という姿勢では決してなく、「若い人たちが変えていくぞという雰囲気になってくれるといい」といったニュアンスで櫻井氏に話しかけていらっしゃい…

水の神様を訪ねる 26 武蔵野八幡宮と神田上水井の頭弁財天

このところ都民農園セコニックとか、武蔵野台地のあちこちを訪ねるときに吉祥寺からのバスを利用する機会が増えました。 駅を出発して、吉祥寺通りへ入るときに、武蔵野八幡宮の前を通ります。 広い鎮守の杜がある神社です。 その角にある石碑に、「神田上水…

水の神様を訪ねる 25 神田上水と水神社

雑司ヶ谷霊園と豊島岡墓地を訪ねたあとはどのように歩こうかと地図を眺めていたら、文京区立肥後細川庭園のすぐそばに水神社を見つけました。 以前、このあたりは神田川左岸にある氷川神社から右岸側にある甘泉園公園を訪ね、急な上り坂を歩いて早稲田大学の…

散歩をする 269 雑司が谷霊園から豊島岡墓地を歩く

昨年末から都立霊園のことが気になり出して、墓地の散歩が続いています。 青山霊園、雑司が谷霊園、谷中霊園、染井霊園、多摩霊園、八柱霊園、小平霊園、八王子霊園の8か所のうち、谷中霊園は上野動物園に行った時に歩いたことがありますから、まだ行ったこ…

鵺(ぬえ)のような 2 「自由な働き方」と非正規雇用

その当時の社会の雰囲気がどのようにつくられ、そして将来どのような影響を与えるのか、やはり30年ほどしてみないとわからないのだろうなと思うことが増えました。 文部科学省の「中学校職場体験ガイド」2005年(平成15)の中に書かれていたことから、1990年…

仕事とは何か 13 ユーチューバーとか活動家とか

子どもたちのなりたい職業の1位が「ユーチューバー」というニュースを、年末に耳にしました。 *「人気職業ランキング」?* 最近の子どもはどんな「職業」を思いついているのだろうと検索すると、「13歳のハローワーク公式サイト」の人気職業ランキングがあ…

小金がまわる 25 金利の移り変わりを思い出す

昨年3月から、家賃を銀行で振り込む時に220円の手数料がかかるようになりました。 1年で2,640円ですから、結構な額になりますね。 振込手数料がかからないようにと銀行口座をその支店に移したのに、意味がなくなりましたね。 「小金がまわる」のまとめに、「…

記憶についてのあれこれ 165 怖さを忘れていたのか

楽しかったことや自信を持っていたことよりも、怖い経験というのは忘れにくいものだろうと思っていました。 特に、「10年やってわからなかった怖さを20年やって知るのがお産」という言葉に出会った頃は、お産は怖いとおっしゃっていた大先輩の気持ちが少しわ…

記録のあれこれ 88 人生の年表を作る

先日、棚から一冊のノートが出てきました。 表紙は記憶にあるのですが、何を書いたものかは全く思い出せません。 最初のページは「2003年11月 手紙が1~2回/月に届くようになる」と書かれています。 その次は1年飛んで、「2005年1月 年賀状届かず 認知症のた…

小金がまわる 24 この世のあとの居場所の費用

新年早々から霊園の話が続き、この世のあとの居場所のお値段が気になりました。 昨年の散歩で見つけた第一候補の樹木葬は、「永代供養、宗教不問、後継者不要でお一人数十万円」でした。 ただ、いつから準備するのかによって、もしかするともっと金額が大き…

鶏が先か卵が先か 4 「失敗を認める」ことが先か、「失敗を赦す」ことが先か

そういえば「鶏が先か卵が先か」なんてタイトルも作っていたことを、ふと思い出しました。 「3密」「マスク着用」「手洗い」が基本なのはわかるのですが、感染対策で具体的にどんな行動に気をつけたらよいか反対に何が意味がないあるいは逆に弊害があるか、…

つじつまのあれこれ 30 泳ぎに行っていいのか悪いのか

ようやく初泳ぎに行きました。 年末の2週間は「超」がつくほど忙しくて疲労困憊していたので、なかなか泳ぎに行けませんでした。かれこれ4週間ぶりのプールです。 太陽がプールサイドに射し込んで、水がほんとうに綺麗でした。 3月の緊急事態宣言の時には、9…

行間を読む 101 千葉県にある都立霊園

都立霊園である八柱霊園が、なぜ千葉県に造られ、そのまま現在も都立霊園として続いている歴史はどんなことだったのだろうと気になり続けています。 松飛台駅の名前の由来から、旧陸軍の跡地を墓地にしたのかと思ったのですが、東京都立八柱霊園を読むと、戦…

散歩をする 268 松戸にある都立霊園を訪ねる

今まで漠然と都立霊園の名前を思い出す程度でしたが、「小平霊園のあらまし」に、「昭和10年には東方面の八柱霊園(松戸市)を併設」と書かれていて、飛び地のような都立霊園のある場所がどんなところなのか気になりました。 遠出をするようになって、けっこ…

小金がまわる 23 「年間二十数億円のタバコ税が皆様の暮らしに役立っている」?

昨年4月に「原則屋内禁煙」の都の条例が出たあと、近所の踏切の遮断機が降りているときに副流煙をすわされていた自動販売機の前の灰皿もいつも間にかなくなり、ほっとしました。 ところが、先日、その自動販売機にステッカーが貼ってあることに気づきました…

食べるということ 63 「弱っていても腹は減る」

昨年はもう観られないと思っていましたが、年末スペシャルがありました。 五郎さんがマスクをしていたり、石鹸で手を洗ったり、店員さんとも距離をとっていたり、昨年から今年の社会や飲食店の雰囲気の記録になりそうです。 そんなことを考えていたら、五郎…

散歩をする 267 多磨霊園と野川の湧水

昨年末は小平霊園を訪ねたので、新年早々、都立霊園の話が続きます。 1990年代に時々、東八道路を通る機会があって、都立多磨霊園のそばを通過したことがあるのでだいたいの場所は知っていました。ただ、いつも夜だったので、ちょっとぞわぞわする気配を見な…

散歩をする 266 湧水に詣でる

ここ最近のお正月は、仕事の合間に水を求めて出かけています。 私の初詣は、湧水に詣でるというアニミズム的な感じです。 2018年は妙正寺川を2回にわけて歩いたのですが、最初がお正月で、大田黒公園、妙正寺公園そして馬橋公園の湧水を訪ねました。 2019年…

行間を読む 100 小平霊園とお墓の移り変わり

お正月早々、霊園の話が続きます。 1960年代70年代頃の小平霊園と変わらない懐かしい風景でしたが、現代風に変化した場所もありました。 私の記憶の中では、きっちりと区画が決まった墓地だけでしたが、入口の近くに合葬式墓地が造られ、また新青梅街道沿い…

散歩をする 265 小平霊園と黒目川源流を歩く

昨年は、私が幼児の頃に住んでいた東久留米に流れている黒目川を何回かに分けて歩きました。 支流の落合川の水源地に始まり、下里氷川神社のあたりの水面の美しさとか、妙音沢とか、武蔵野台地から豊かに水が湧き出ていました。 なぜ私の記憶では、東久留米…

記憶についてのあれこれ 164 小平霊園

9月に村山貯水池を訪ねた時、車窓に小平霊園の入り口が見えました。 東久留米に父方の祖母が住んでいた頃、小平霊園には祖父の眠る墓地がありました。 1960年代、私が幼児の頃、そして引っ越して他県に住んでからも、毎年お墓参りに行った記憶があります。そ…

水のあれこれ 158 溜池とダム

私の人生の大部分が溜池とは無縁でしたが、ダムとも無縁でした。 ダムのそばを通ったことはあるかもしれませんが記憶になく、初めてダムを見に行ったのは小河内ダムでした。 当時30代になったばかりですが、何がきっかけで一人で奥多摩方面へ出かけたのかあ…