2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧
ただひたすら川と海と干拓地を見る2日目は、7時12分発の「特急かもめ」に乗って諫早駅に向かいました。 7時前の佐賀駅は最初ほとんど人がいなかったのですが、高校生と通勤の人が次々とホームに集まりました。 行き先表示を見ると「区間快速門司港行き」とあ…
佐賀行きの散歩を計画し始めた頃、40年前に長崎と佐賀を訪ねたのでその辺りの地図は知っていると思って長崎市をまず探したら、私が記憶していた場所とは全く違った方向でした。 地図が好きなんて大きな声ではいえないですね。 有明海、橘湾、大村湾、五島灘…
ただひたすら川と海と干拓地を見る散歩の2日目は、長崎本線に乗って佐賀の干拓地を車窓から眺め、そして諫早に向かい、そのあと大村線で佐世保まで行く予定です。 クリークの広大さやその変遷を知れば知るほどもっと見たい場所が増えてしまいますが、今度は…
散歩の途中で食事をすることも、ぼちぼちと復活してきました。 ただし人が少ない時間と、しゃべっている人がいない店が大事です。 客が私だけだったらラッキーと思って、安心して入ります。 6月の遠出では、ここなら大丈夫そうと思って入ったら次々とお客さ…
以前は、曜日や時間帯によって空いていることが多かった公共のプールですが、最近はどの時間帯もけっこう人がいます。 統計があるかどうかわからないので、あくまでも私の見た印象ですが、ここ10年ほどで中高年スイマーが増えたことが関係があるかもしれませ…
いつの間にかただひたすら川と海と干拓地をまわった3日間から、もう1ヶ月過ぎてしまいました。 少し遠出をすると、帰宅してから何度も地図を眺めたり、一つの言葉を調べたりしているうちに次々と世界が広がっていきます。 なんだかだいぶ書いたのに、まだ初…
花宗川水門の説明板に「水文」という言葉がありましたが、初めて聞く言葉でした。 検索すると「環境用語集」(一般財団法人環境イノベーション情報機構)に解説がありました。 「すいもん」と読むようです。 地球上の水の流れとその存在状態を、特にその循環…
デ・レーケ導流堤に行く前に花宗川との合流部の水門の上を通るのですが、そこに説明板がありました。 地勢・水文 本地点は筑後川において最下流に位置し、有明海まで6kmと極めて近い位置にある。本地点において、筑後川は本流と早津江川(はやえつがわ)に分…
出発の直前になって大きく計画を変更したので、デ・レイケ導流堤を見たあとはどうするか、初日の午後の計画は少し行き当たりばったりになりました。 デ・レイケ導流堤は福岡県大川市です。せっかくだから福岡県側の水田も歩いて見ようと地図を眺めましたが、…
いつか筑後川も見てみたいと思っていましたが、計画の段階で地図を眺めていると、下流部分の複雑な流れと地形に引き込まれました。 右岸側から佐賀江川が流れ込むのですが、その少し上流で大中島を挟んで筑後川は二手に分かれています。 どちらも「筑後川」…
晴天と30℃越えの中、念願のクリークを見て伊賀屋駅に到着した時には、いつの間にか1万3000歩を越えていました。 このまま計画通りに蓮池神社から佐賀江川を歩くのは体力的に無理そうです。まだ2泊3日の初日ですからね。 佐賀駅までの5分の列車の中で計画を変…
ほんとうに「またお会いしましょう」が現実になって、さっそく録画しました。 一回目は今までの始まり方と違って、過去に撮影したことがあるお店でご飯を食べているシーンからでした。 こういうところに、「孤独のグルメ」を作ってくださっている方々のお店…
クリークのどこから歩こうかと地図を眺めていた時期に、読めなかったのが「神埼駅」でした。 最初、「神崎」と見間違って、「かみさき」か「かんざき」かと悩んだのですが、よくよく見ると崎ではなくて埼玉の「埼」という字です。 駅名で検索して、「かんざ…
佐賀平野のクリークの不思議な広がり方を地図で見つけて驚き、まず探したのが水源となる川でした。 倉敷の高梁川からの東西用水酒津樋門のように、大きな河川からの取水口を探しました。 でも見つかりません。 地図で佐賀市周辺の用水路を眺めていると、用水…
倉敷駅から徒歩十数分ぐらいのところにあった祖父母の水田は江戸時代か明治の干拓地ではないかと思うのですが、どのように干拓されたのかについて正確な歴史にはたどりつけないままでいます。 瀬戸内海の島の周囲の遠浅の部分に堤防を築き、大きな河川から水…
クリークについてWikipediaの筑紫平野に説明があります。 「クリーク」の呼称は戦中(昭和初期)以降に使われるようになった外来語で、従前は専ら「堀」(ほり、または訛ってほい)と呼んだ。現在は両方が用いられる。" creek"は小川や川の支流、入り江を指…
九州地方の6月は雨が多くなるので、行く直前まで天気予報を何度も確認しながら計画を立てていたのですが、曇りや雨の予報でした。陽射しが強いよりは散歩向きです。大雨にだけはならないようにと祈りました。 なんと3日間とも曇りどころか行くところ行くと…
小倉駅を出るとまたトンネルに入り、帰宅してから航空写真で確認すると山からひょこりと北九州都市高速4号線の脇に出るようですが、新幹線のトンネル口のすぐそばに人家があります。なんだかすごい構造がいつの間にかつくられていることに、またまた浦島太…
昨年2月に広島・岡山を訪ねた時は、芸備線で広島へ行き、広島からは呉線と山陽本線を乗り継いだので、結局、今まで山陽新幹線には何度乗っても岡山駅まででした。 初めての岡山から博多まで新幹線の車窓の風景です。 在来線と並走する区間はごくわずかで、ほ…
都県境を越えない散歩から、待ちに待った2ヶ月ぶりの新幹線の散歩です。あの西大井駅から御嶽山駅までの道も、一度歩くと車窓の風景の中でもぐっと浮かび上がるように見えてきます。 品川駅から多摩川までは5分で通過することも、今回初めてわかりました。速…
6月下旬、前夜の数時間にわたる送電トラブルが嘘のように、何事もなかったように品川駅から新幹線に乗りました。 今までのぞみの「博多行き」の表示は見るだけで、その終点までもその先も行ったことがありません。 初めて博多まで乗り、そして40年ぶりの佐賀…
この「思い込みと妄想」はどちらかというと否定的な意味合いで書いた記事が多いのですが、ここ数年であちこちの寺社を訪ねるようになり、例えば深沙大王「御由緒」のように昔の人が人生に起こることを観察して、何か法則性のようなものを「妄想」のように残…
念願の水の音と静寂の中での深大寺蕎麦を食べていると、しだいに西の空が黒くなり、遠くで雷鳴が轟き始めました。 先を急いだ方が良さそうです。 散歩の最後の目的地は深大寺深沙(じんじゃ)堂です。 神代植物公園の南側の深大寺門を出ると深大寺の裏手の崖…
この散歩は今まであきらめていた深大寺そばを今日こそは食べるという強い決意で家を出ました。 平日でも人が多い人気の場所で、参道にはたくさんのお蕎麦やさんがあってもどこも混んでいます。そして、夕方4時にはおみやげ屋さんも全て店じまいをしますから…
深沙大王を訪ねる前に、もう一つ気になっていた水の神様を訪ねることにしました。 深大寺前からバスに乗って三鷹や吉祥寺方面へと帰る時に、青渭神社前というバス停を通過します。 深大寺のすぐ隣にあって、「渭」というさんずいのつく漢字から水の神様だろ…
調布市立柏野小学校まえに立てられていた説明板は、私が知りたいことが網羅されていました。 湧水 国分寺崖線からしみだす湧水は、地域を流れる用水路の水源となっています。 畑 深大寺・佐須地域の南部には、畑がまとまって残っていて、開放感のある風景を…
地の塩のような文で引用した「この辺りの農民は深沙大王をはじめとする水神様の神通力を賜って」という箇所から、「深沙大王」を地図で探してみると、たしかに深大寺の西の端に「深大寺深沙堂」がありました。 2017年ごろから神代植物園と深大寺に行き始めて…
府中市郷土の森公園の池の大きな蓮の葉と蕾に気持ちが癒されたあと、府中市郷土の森博物館に入りました。 府中用水による新田開発の歴史を知ることができるかなと期待したところ、なんと常設展は建物の改修工事中で見学できませんでした。 残念と思った時、…
まるで浦島太郎のような気分になった散歩ですが、小学生の頃にこの辺りを通った記憶が少しずつつながってきました。 小平霊園で墓参をし、東久留米の祖母を訪ねるためで、おそらく川崎街道から是政橋を渡って府中街道を通り、小金井街道、そして玉川上水のそ…
まだ書き終わっていない6月初旬の、絶対に都県境を越えない散歩の続きです。 武蔵野台から是政までの立川崖線の水の豊かさを見たら、散歩の計画ノートに書いたままになっていた府中の森公園あたりを歩きたくなりました。 多摩川沿いに広い公園があり、地図で…