2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧
高校生の頃からイデオロギーに入り込むなと言われても漠然としかわからなかったのですが、最近は父からもらったすごい遺産だと思うことが増えました。 イデオロギーは確固たる思想というよりは、求めるものが似ているのか、それとも違うのか、何度もねじれて…
最近の犯罪のニュースで、「30歳無職の男性」といったことが珍しくなくなった印象です。一見まともそうな若い世代の男性が「無職」とはどんな事情があるのでしょう。 そういえば以前は、以前というのは30~40年前ですが、女性の無職を表す言葉に「家事手伝い…
昭和天皇が皇居に雑木林を造られ、国民だけでなく世界各国の誰もが自由にその庭を楽しむことができるようになり、改めて自分の生きてきた時代というのは昭和、平成そして令和天皇の三代に渡っていることを感じました。 1980年代、東南アジアへ意気揚々と出か…
私自身は父の世代のイデオロギーへの反発から日本史や天皇の歴史を知ることを避けてきたところがあるのですが、それが今や天皇陵や古墳の周濠を訪ね歩くようになったのですから、思えば遠くに来たものです。 そして父が皇居を特別な場所と感じていたのに対し…
見ると幸せになるかどうかは私が勝手に決めたのですが、6月に入ると目を皿のようにして下を向いて歩きます。 今年は6月5日に初めて出会いました。 だいたいは土手や空き地なのですが、今年は近所の酒屋さんの植木鉢の中に一本だけすくっと咲いている、意表を…
地図で見つけた用水路が寺谷用水だとわかり満足しながら、用水沿いに歩きました。 帰宅したら寺谷用水で検索すれば、またいろいろなことがわかることでしょう。今日はその水面とその向こうに広がる水田地帯を見ることができれば十分だと思いながら歩くと、水…
きっと1日でも足りないくらいの金原明善記念館の詳細な展示に圧倒され、訪ねてみて本当によかったと思いながら、9時52分安間バス停から天竜川左岸へと向かうバスに乗りました。 すぐに天竜川橋になり、広い天竜川を渡りました。水量が多く、見ているだけで足…
金原明善記念館へ向かう途中、安間川(あんまがわ)を渡りました。 その少し上流の川合に安間川公園があり、時間があれば訪ねてみようかと思っていました。 最近は、川沿いにある公園を制覇したくなっています。無謀ですけれどね。 実際に渡った安間川は予想…
金原明善で検索すると、植林についての記事がありました。 治山治水の思想のもと、植林作業を積極的に展開 幼少の頃より強い意志と学業に秀でた金原明善の幼名は弥一郎、彼が生まれた安間村一帯には「暴れ川」と呼ばれた天竜川が流れており、嘉永3年(1850)…
散歩をしていると、古代から現代、そして自分が生きてきた時代を行きつ戻りつ考えることが多いので、散歩の記録もついつい寄り道が多くなります。 浜松の高校生殺人事件の被害者と犯人が赤ちゃんだった時代はどんな感じだったのだろうと考えていたら、その少…
いろいろな政治の闇が見てきたので、「【速報】石破茂氏と小泉進次郎氏が官邸訪れ岸田首相に提言 漁業観光業一体で地域経済活性化する「海業」の推進に向け」というニュースにすぐ反応しました。 世論調査で「次の総理」候補の上位にあがる2人が、岸田首相に…
何かとこれじゃあないという政策が多すぎて、なぜここまで政府の方針と国民の生活がズレるのだろうと思っていたのが、ようやく骨太とは何かが見えてきました。そしてそこにいつも現れる「経済財政諮問会議」とやらに。 なぜ現場のニーズとは違うことが次々と…
2007年ごろに経済財政諮問会議なるところで勝手に助産師の会陰切開縫合解禁とか話し合われていることに驚いたのですが、まだ当時は政治とか経済に疎かったので何がなんだかよくわかりませんでした。 今思い返すと、私が疎かったからというよりは、政治や経済…
政府がやるべきことはまず国会議員の在り方のはずなのに、国民の生活を大きく変える政策を次々投げ込んでくるのは断末魔の叫びか閉店前のバーゲンセールでしょうか。 「骨太の方針」21日に閣議決定へ 賃上げの定着、価格転嫁対策の徹底などを重要課題に位置…
散歩のブログになるはずが、時々私がブログを始めた原点に揺り戻されることが起こります。 2000年代の「産科崩壊」と呼ばれる時代に、医師のいない場所での分娩は危険だということを伝えていくのがこれからの助産師の役割だと思うようになり、2012年からブロ…
散歩の2日目は、東海道新幹線の車窓から見ていた新居町駅そばの小さな船溜まりの近くを歩くことができました。 中世の大地震によって浜名湖周辺の地形が変わった場所が江戸時代には東海道として栄えて船が行き来していたこと、その先の白須賀宿のあたりは水…
木のベンチでの休憩に助けられながら新居町駅へ向かいました。 念願のあの東海道新幹線の車窓から見た船溜まりの近くも歩くことができたし、すでに2万5000歩も越えて疲れたのでこのままホテルに戻ろうかなと挫けそうになりましたが、まだ14時過ぎです。 新居…
遠州灘に沿ったおそらく自然堤防と思われる場所と北側の丘陵地帯の間を流れる浜名川が水色の線でまっすぐに描かれ、水路の北側へと何本も分水されているように見えます。 実際に歩くと川らしい流れも見えず、もしかすると豊川用水から分水された湖西用水がパ…
白須賀地区から潮見坂へかけて旧東海道の趣のある道を歩き、遠州灘沿いの地域へと出ました。 ここからさらに約6kmほど、バスもないのでJR新居町駅まで歩ききる必要があります。 すでに1万4000歩、ちょうどお昼時だったので近くの食堂に入りました。魚フライ…
ちょっと間があいてしまいましたが、湖西用水が潤している地域を訪ねた記録です。 浜松駅から東海道本線豊橋行きに乗りました。通勤時間帯だというのに豪華な車両で、クロスシートなので車窓の風景を見ることができます。 たくさん乗車していた人たちは、高…
スマホの便利さは、それがなかった時代が信じられないほどの進化をしていて、もはや体の一部になりつつあります。 その反面、自分の意思ではどうしようもない不具合に時々悩まされます。 時々、突然アプリの並べ方が変わっているのもほんと困ります。自分で…
出エジプトの時代、どのようにユダヤの民は「自分たちが奴隷であり、自由へと解放されなければならない」ことに気づいたのでしょうか。 なんといっても紀元前12世紀ごろらしいですからね。今のようにすぐに情報を得られるわけでもないし、人権とか人類のため…
いろいろと世の中の暗闇が見えたこの2年ほど、その再発防止には世襲をさせない、議員の定年制や任期の制限が必要そう、政治家を本業や家業にしない社会が答えというあたりまできたというのに、なぜだか政治資金問題に矮小化されてしまっているように思える毎…