水の中からのごあいさつ

すぐに行き詰るかなと思いつつ始めたブログですが、次々に書こうと思うことが浮かんできます。
今まであちらこちらのブログにお邪魔させていただいた時も超長文のコメントを書き散らかしてきましたが、自分の場所だと安心してますます長文になっています。


そんな読みにくい文ですが、訪れてくださった方、コメントを下さる方、そしてブックマークやはてなスターをつけてくださった方、本当にありがとうございます。
あちこちに出没して長文コメントを書いていますが、ネットについてはど素人です。はてなのシステムも全然理解できていないのでいたらない点はどうぞご容赦ください。


タイトルにある「水の中」ですが、ヒトが水の中の生活から陸上で生きるその劇的な瞬間に立ち会う仕事をしています。
私も水の中で生きていたのかと思うと、不思議ですね。
胎児はどんなことを感じて胎内にいるのだろう、生まれた瞬間からの変化はどんなものなのだろう、自分も経験したはずのことですが本当に未知の世界です。


新生児についても、現時点でわかっていることはほんのわずかだと言えます。
新生児のことは新生児に学べ。
新生児を観察して考えたことを伝えたいと思うようになりました。
「母乳」とか「授乳」「育児」のタグは作らないつもりです。すべて「新生児」のタグで、そういう話題も考えていこうと思っています。



そういうわけで羊水という「水の中」という意味がひとつ。


もうひとつは、私自身が泳ぐことが好き、水の中にいることが好きという意味もあります。


かれこれ20年以上泳いでいます。自分で言うのもなんですが、「長く美しく」泳ぐことを心がけています。
それは力まない泳ぎです。
競泳選手の泳ぎを見ても、速くて上手な選手というのは指先が水に入る瞬間でもほとんど泡がたたないぐらい抵抗のない泳ぎをしています。
まさにさかなのような泳ぎです。
そして少しでも「あいつより速く泳いでやろう」とか雑念が入ると力んでしまいます。
力むと心拍数も上がって苦しくなるし、手足の動きがバラバラになるので必死になって泳げば泳ぐほど水への抵抗になって遅くなるのですね。
力まない。案外難しいものです。


さかなのような気持ちで泳ぎながら、プールの中で人生を考えたりしています。


「水の中」のタグがついたエントリーは、個人的体験談に基づくエビデンスレベルの低いつぶやきだったり、うんちくだったり、あるいは自慢話のたぐいと思って読んでいただければと思います。