競泳ワールドカップ東京2012

「主体的なお産」とは何か書きますと意気込みながら、競泳の話ですみません。


昨日と今日の2日間、東京の辰巳国際プールで競泳ワールドカップが開催されています。
http://www.japan-swim.com/swc2012/index.html


これは10月初旬にドバイから始まり、世界8カ国で行われている短水路の大会の第7戦です。
昨年から日本でも開催されています。
昨年も楽しみにしてチケットを購入していたのですが、直前になって都合がつかなくてチケットはただの紙となり涙を飲んだのでした。


ずっと応援してきた選手の泳ぎを見ることができるのも楽しみなことはもちろん、海外選手の泳ぎを間近で見ることができる国際大会はとても貴重な機会です。


25mの短水路の泳ぎでふだんの競泳大会とは雰囲気も違いますが、短水路ならではのスピード感もまたおもしろいものです。


昨日は、ロンドンオリンピック選考会で悔しい思いをした選手も元気な姿を見せてくれました。
酒井志穂選手、古賀淳也選手、そして藤野舞子選手も決勝へ。
それ以外にもいつも日本選手権で名前があがる選手たちも頑張っていました。
競泳というのは選手を続けられる期間が短いことが多い中で、息の長い選手というのも是非見守りたいと思います。


ロンドンオリンピック選考会で同じく悔しい思いをした個人メドレー瀬戸大也(だいや)選手が、どても頑張っているようです。
4月の選手権であとわずかというところで3位だったあの表情を思い出すと、気持ちを切り替えてワールドカップで4冠、そして昨日の日本新記録もすごいと思います。


日本の選手もすごかったのですが、やはり海外選手のパワーには圧倒されました。


50m、100m平泳ぎの世界記録保持者、アメリカのジェシカ・ハーディ選手の泳ぎも見られることを楽しみにしていました。


なんといってもハンガリーのカティンカ・ホッスー選手です。
世界水泳ローマ大会の400m個人メドレーの金メダリストだったようですが、昨日は800m自由形、200m自由形、200m個人メドレーで優勝、そして200m背泳でも4位と、2時間半で18種目の決勝が行われる過密スケジュールでの連戦に耐えられるあのパワーはどこからくるのだろうと驚きでした。



最近は日本選手の中でも種目の異なる複数のレースにエントリーする選手もぼちぼちいるのですが、こうした海外選手が気軽に(というわけではないのでしょうが)いろいろな種目に挑戦して決勝まで残るところを見ると、日本の選手ももっと大胆に挑戦してみるとよいのではないかと思ってしまいます。


せっかくの国際大会、そして公開される競泳大会というのに、平日の日中の開催のためか空席が目立って残念でした。
運営する方々は本当に大変だと思いますが、こうした大会がどんどんと増えて気軽に水泳を観戦できるようになるとうれしいですね。


でも昨日は観客が少なくても、決勝に進出した選手に対してたくさんの拍手がおくられてました。
今日もわくわく、辰巳へ向かいます。