さすがに寝込んだだけあって、今月は2週間ほど水から遠ざかっていた時期がありましたが、むくむくと泳ぎたくなってプール通いを再開しました。
クロールの息継ぎで体幹をねじる時にピキッと痛みがあって、たぶん以前もやった咳のし過ぎによる肋軟骨骨折の痛みだと思います。
でも泳ぎたい気持ちの方が勝って、少しフォームを変えながら泳ぎました。
あーーー幸せ!
私が使っているプールは、何カ所かあります。
住んでいる区と隣接する区のプールが通いやすいのですが、それ以外にも通勤途中の駅の近くにあるプールも利用しています。
休館日には他の開館しているプールを利用したり、通勤や外出のコースにあったプールの選択肢をいくつか頭の中に入れています。
インターネットがまだ普及していなかった1990年代初めの頃から泳いでいたのですが、あの頃はどうやってプール情報を見つけていたかというと、地図からだったような記憶があります。
地図が大好きだったので、都内の地図をながめているうちに「ここにもプールがある」と見つけては新たなプールを開拓していました。
時には自転車で1時間ぐらいかけてプールに行ったものの、自転車を漕いだ影響で大臀筋や脚の筋肉が痛くなってほとんど泳がずに帰って来たこともありました。
また今は、休館日やプールコースのスケジュールもネットで確認できますが、以前は行って初めて「今日は使えない日」とがっかりして帰ってくる無駄なこともありました。
インターネットで検索できるようになった1990年代終わり頃からは、もっぱら「水夢王国」を参考にさせてもらっています。
母が他県の急性期病院に入院した時も、面会の空いた時間に泳げるようにと、そのサイトで近くのプールをあらかじめ確認して水着一式を持って行きました。
行く先々で、泳げるところを見つけては水に浸りたいのが河童族なのかもしれません。
<公共のプールの利用規程にちょっと心が疼いています>
「水夢王国」を見るとやはり圧倒的に都内にプールが多く、そして特に23区では区内に数カ所の温水プールを管理しています。
私が利用している数カ所のプールにも必ず、「区内在住、在勤・在学の方のためのプールです」と書かれています。
実際にはそれを証明するものを提示させられることもなく、確認されることもないのですが、「(通勤途中で便利だから・・・)」という理由ではまるで掟を破っているかのような罪悪感をちょっと感じるのです。
住んでいる区のプールに行くよりは、隣接する区のプールのほうが近い人などにも配慮して、一応、区の税金を使用しているので建前上そう書かざるを得ないというあたりなのかもしれません。
でもちょっともやもやするのです。
空いている時間帯を選んで泳ぎに行っているのですが、利用率をあげていることに貢献しているし、年間にしたら万の単位での利用料金を支払っているので、「区内在住、在勤・在学」ではないけれどその区の財政に役に立っているのではと。
こうした公共プールと税金の関係はよくわからないのですが、区民や区内に在学・在勤の理由が税金に関係するのであれば、あのふるさと納税のようなシステムはどうだろうかと思うのです。
その区に一定のふるさと納税をおさめると、その代わりにプールの利用カードを優待してくれるようなシステムが。
そうしたら、「区内在住、在勤・在学の方のための施設です」に心を疼かせなくてすむのにと思います。
まあ、実際にはほとんど確認されることはないので、気にしなければ良いのでしょうけれど。
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