もう何がなんだか

選挙公報を前に、ため息の毎日。
1票を無駄にしてはいけないという思いと、この1票がどういう結果になるのか見えない怖さがあります。


選挙ってなんだろう、選挙って必要なのだろうか。
小学生ぐらいに戻った疑問に悶々としています。


現実の問題にどのような現実的な解決策や目標を掲げているか。
そして、「差別的な表現がない」「感情的な表現がない」「イメージだけの表現がない」「実現しそうにない壮大な理想を語っていない」あたりの消去法で、選挙公報を端から読んでいったところ・・・最後には誰もいなくなった状態。


あ、消去法にあげた視点は、ニセ科学的なものに近づきやすい人かどうかの識別にも有効ですからね。


半世紀近くのくっついたり別れたりの繰り返しだった政党政治を見ていると、もう政党はいらないのではいかと最近思っていたので、「ズバリ党名が支持政党なし」にちょっと惹かれたのですが、読んでも何をしたいのかよくわからず。
「私の政策なし」と言われても・・・。


「各法案一つずつ皆様には議決に参加していただく」と法案採決への国民投票を提案しているようですが、イギリスのEU離脱についての国民投票のゴタゴタを見ると、国民の直接投票というのは気分のようなもので危険だなあという印象。


でも、従来の各政党の揚げ足取りのような議論と茶番劇に大事な時間とお金と多くの職員の労力が費やされているような状況を見ると、1票の重みと言われても無力感がつのるばかりです。


というか、議員になりたいというエネルギーと、自分は議員に相応しいという自信はどこから沸いてくるのだろう。


もう一度広報を読み直して、そういうギラギラした雰囲気がない人をみつけるしかないかな。



あ〜あ、選挙は本当に憂鬱。
政治・経済に不勉強な私の愚痴でした。