数字のあれこれ 29 <二度あることは三度ある>

「二度あることは三度ある」は、失敗学に通じることわざかもしれません。

【意味】 二度あることは三度あるとは、物事は繰り返し起こる傾向があるものだから、失敗を重ねないようにという戒め。


【注釈】 同じようなことが二度も起きると、さらにもう一度繰り返されることがあるものだから、悪いことがまた起こらないように注意せよということ。
    (故事ことわざ辞典より)


年も押し詰まった先日、やってしまいました。
歩数計をポケットにいれたまま、洗濯物と一緒に洗ってしまったのでした。
10月に初めて歩数計を買って以来、2回目です。


日記を見ると、最初の歩数計は購入後わずか2週間で水没させてしまいました。
その時に、「二度と同じ失敗を繰り返さないように」と対策を考えました。
帰宅して玄関についたら、鍵と一緒に定位置に置くこと。
それを習慣にすれば防げるだろうと思いました。


しばらくは良かったのですが、慎重に使っていたはずの「二代」目の歩数計なのに、なんとまた1ヶ月半で水没したのでした。
歩数計の中の記録も水の泡となりました。


「二度あることは三度ある」
このことわざのリアリティをひしひしと感じながら、どのような再発防止策が有効なのか考えてみました。
それで、今までは2千円未満だったものをちょっと高価な歩数計にして、玄関の定位置に置く習慣を徹底することを試しています。


「二度あることは三度ある」のことわざで思い出す自分自身の失敗は、年に1回ぐらいやってしまうエアコンの消し忘れです。
帰宅してドアを開けた時に、冷房や暖房がしっかり効いていた時のあのがっかり感。
再発防止策は、玄関に「エアコンの消し忘れに注意」とメモを張りました。
それでも、ふとやってしまうのですね。
「災難は忘れた頃にやってくる」のように。


歩数計の失敗は、「二度あることは三度ある」になるか、はたまた「三度目の正直」になるか。
あ、でも個人の責任だけでなく、メーカーの皆様もどうぞ防水仕様の歩数計を是非作ってくださいませ。




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