水の神様を訪ねる 31 明治川神社と水源神社

私の散歩はほとんどが、地図を眺めていてピンときたところから計画ができます。

明治用水を訪ねる計画の中で、二つの神社を見つけました。

 

名鉄新安城駅の近くに明治川神社を見つけたときには、そばにまっすぐな用水路らしい流れがあったので、もしかしたら明治用水に関連した神社かもしれないと思いました。

もう一つは、取水口のあたりを眺めていたら水源公園の中に水源神社がありました。

 

Wikipedia明治用水の「神社」にその二つの神社について書かれていて、なんだか正解を見つけたようです。

安城市東栄町には1885年に建立された明治川神社がある。都築弥厚、石川喜平、伊豫田与八郎、岡本兵松という明治用水関係者が祀られている。例祭は4月18日。

豊田市水源町の水源公園には水源神社があり、やはり明治用水関係者が祀られている。水源公園は豊田市随一の桜の名所であり、450本の桜が植えられている。

 

Wikipediaにも明治川神社の説明があります。水土里ネットの「明治用水歴史年表」にも、明治川神社について載っています。

1885   明治18     明治川神社が愛知県に認められる 

 

残念ながら、今回は明治川神社を訪ねる時間はとれませんでした。

 

*水源神社*

 

水源神社は水源公園の中にあります。

Wikipediaで検索すると、写真だけ見つかります。他にも、境内を写した写真がいくつかのサイトで見つけました。

 

残念ながら、参道の入り口に鎖がかけられていて、参道や境内に入ることができませんでした。

 

水源神社はいつ頃できて、その当時はどんな風景だったのだろう。

こんなに基本的なことも、なかなか歴史をたどるのは難しいものです。

検索していたら、豊田市渡刈町の「水源ダム・頭首工の今昔写真集 自治区情報」を見つけました。

明治42年完成の石造り石堤風景・昭和25年/1950 左岸の岩倉村から撮影/土地改良区提供(当時、松平の人々は、堰堤の上を自転車で通り、自動車会社へ通勤)」というキャプションがついた写真を始め、2008年までの風景の変化がわかりました。

 

 

今回はどちらも訪ねられなかった神社の記録ですが、いつかまたその歴史にどこかで出会うことが楽しみです。

 

 

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