2年ほど前に北上川の水源を地図でたどった時には、まだその先に川があることは見えていませんでした。
しだいに分水嶺が気になるようになり、水源地の先のまた別の川の始まりを地図で探すようになりました。
北上川の始まりの先をしばらくたどると小さな川がまた始まり、東側からの川に合流して馬淵川になり、八戸市で太平洋へと流れ込んでいます。
「馬淵川」初めて知った川を見てみたくなりました。
計画を立ててから、馬淵(まべち)川と読むことを知りました。
岩手県葛巻町東部の北上高地袖山付近に源を発し南へ流れたのち北西に転じる。
青森県に入り北東へ向きを変え、八戸市市街地を流れ八戸市大字河原木で太平洋に注ぐ。最下流部に八太郎大橋が架かり、河口付近に八戸港が位置する。かつての河口は八戸大橋付近にあり、河口直前で新井田川と合流していたが、洪水対策のため工事によって両河川の河口は分けられ、かつての馬淵川最下流の流域だった場所は現在、八戸工業港となっている。
IGRいわて銀河鉄道と青い森鉄道は八戸駅まで、この馬淵川のそばを走っています。
八戸駅から本八戸駅の間は、この馬淵川の河岸に街が広がっているようです。河口付近には馬淵大堰があります。
馬淵川、どんな川だろう。八戸と馬淵川、どのような歴史があったのだろう。
Wikipediaの説明ではこんなことも書かれています。
流れが速いため、釣り客の溺死が多く非常に危険な川である。
今まであちこちの川のWikipediaを読みましたが、初めて目にする説明でした。
馬淵川、どんな流れなのだろう。
俄然、興味が湧き、中流域を歩き、河口付近で一泊することにしました。
「水のあれこれ」まとめはこちら。