避難している妊産婦、乳児支援のポイント

2011年4月14日に日本小児科学会が「避難している乳児支援のポイント」を出しました。
http://www.jpeds.or.jp/pdf/touhoku_10.pdf


その中の<授乳>についての抜粋です。

<授乳>
・母乳育児をしていた場合は、継続することが重要。ストレスなどで一時的に母乳分泌が低下することもあるが、その場合も不足分を粉ミルクで補いつつ、おっぱいを吸わせていられるよう、安心して授乳できるプライベートな空間を確保できるよう配慮。
・調乳でペットボトルの水を使用する場合は、赤ちゃんの腎臓の負担や消化不良などを生じる可能性があるため、硬水(ミネラル分が多く含まれている水)は避ける。
・お湯が用意できない時には衛生的な水で粉ミルクを溶かす。授乳毎に準備し、残ったミルクは処分する。
・哺乳瓶の準備が難しい場合は、衛生的なコップなどで代用する。
・哺乳瓶、コップを煮沸消毒や薬液消毒できない時は、衛生的な水でよく洗って使う。