「哺乳瓶のあれこれ」 まとめ

哺乳ビンの消毒について書いたので、今回は「哺乳瓶のあれこれ」のまとめです。


母乳育児推進の動きとともに、ここ10年ほどでしょうか、哺乳瓶についても風当たりが強くなってきた印象があります。


もし哺乳瓶がなかったらどんなに大変かと思うのですが、使いながらもどこか心の奥ではなにか心を疼かせる不思議なものです。


「楽をしているのではないか」「赤ちゃんの本来の飲み方をヘタにさせているのではないか」「飲ませすぎているのではないか」


こうした気持ちがどこかにあり、そして新生児や乳児の飲み方についてもまだまだ観察されていない部分がたくさんあるので、哺乳瓶(と乳児用ミルク)をめぐるさまざまな価値観や主張の前に大人の気持ちが翻弄されているのかもしれません。


私自身は、「出生当日の新生児でさえ、けっこううまく哺乳瓶の飲み方を使い分けているな」と驚いています。
大人がそれに気づきにくいだけではないかと。


哺乳瓶や人工乳首に罪はないのですけれど、そんな気持ちから書いた記事です。


1. 哺乳瓶の開発物語
2. なぜ哺乳瓶が必要とされたか
3. 人工乳首の形状の変化
4. 1980年代、「ヌーク上陸」
5. 1991年「母乳相談室」発売と広がるまでの時間差
6. 「アヒルの口」のように大きくあけさせる
7. さまざまな商品の宣伝
8. メデラ社・・・人工乳首をやめた?
9. 「哺乳瓶禁止」法案?
10. 哺乳瓶の弊害の一般論
11. 経産婦さんの赤ちゃん・・・哺乳瓶のような飲み方
12. 哺乳瓶の弊害や効果を考える時に必要なこと
13. 医学用語のようでないもの
14. 過飲症候群とは?
15. 乳児の様子がうまく通訳されないと・・・
16. ミルクも『自律授乳』が基本といいつつ


(2019年6月2日追記)
「哺乳瓶のあれこれ」のまとめは、新生児の「吸う」ことや「哺乳瓶」に関する記事のまとめに一括しました。