競泳日本選手権  第4日目、第5日目

昨日は100m背泳ぎでは酒井志穂選手が2位でしたが、わずか0.02秒派遣標準記録に届かず代表入りを逃しました。


ゴール直後にタイムを確認した酒井選手が激しく水面を叩く姿、そしてプールサイドで泣いている姿、今まで負けてもあまり感情をだすところを見た記憶がないので本当に悔しかったのだと思います。
長いバサロキックと美しいフォームの浮き上がり、伸びのある泳ぎをする酒井選手は、私にとっては引退した中村礼子選手を思い出させるような泳ぎでずっと応援し続けてきました。
是非気持ちを切り替えて、一番得意とする最終日の200m背泳ぎで頑張って欲しいです。


200mバタフライの星奈津美選手の日本記録を1秒以上縮めての優勝は、圧巻でした。


今日は男子200mバタフライ決勝。松田丈志選手は2位の選手を1.5秒以上引き離して、一人旅での優勝と代表入り決定。
競泳では1秒以上あくと、体ひとつ分ぐらいの差がでます。
前半は日本記録を上回る記録でしたが、後半で力を出し切れず1分54秒。
おそらく1分52秒台と日本新記録を目指していたのだと思います。
インタビューでも表情はいまひとつでした。
でも松田選手は絶対に結果を出せる選手だと思うので、期待しています。


そして今日は男子200m平泳ぎの決勝。
さすが北島選手です。立石選手もポスト北島という期待感でなにかとプレッシャーの強い中、初めてのオリンピック出場。


今日のチケットは発売当日朝に購入したのに、すでに観客席のはるか上の席しか手に入りませんでした。他の日はプールサイドのチケットも余裕で手に入るのですが。男子平泳ぎは、それだけ期待されている種目なのですね。
会場の盛り上がりもすごかったです。北島選手を応援する子供たちが、いつもたくさんいます。



ここに書ききれないけれど、まだまだたくさんのすばらしい泳ぎがありました。
残るはあと2日です。