FINA競泳ワールドカップ2013

9日と10日の2日間、辰巳国際プールでFINA競泳ワールドカップ2013 アジアシリーズ東京大会が開催されました。


長水路(50m)ではなく短水路(25m)の大会で、数年ぐらい前から日本でこの時期にこの国際大会が開催されるようになりました。
10年ほど前に競泳を観戦するようになった当時は、まだこの短水路の大会はマイナーな大会なのか観客席もまばらでした。
最初にこの国際大会が開かれた時も、そして昨年も会場は空席が目立ちましたが、今年は開場前から列ができていました。


長水路の大会よりもスピード感があって、この短水路大会も通い始めるととてもおもしろい競技です。
そして何より、ワールドカップにはオリンピックや世界水泳で活躍した海外選手が参加することが魅力です。


昨年のこの大会で連戦して会場を驚かせたハンガリーのカティンカ・ホッスー選手が、今年も何種目にも決勝進出してメダルを獲得しました。
あの体力と気力はどこからくるのでしょうか?


今大会で私の印象に残ったのは、南アフリカのスクーマン選手です。
クーマン選手と言えば、10年前に初めて競泳にはまった頃は自由形100mで優勝あるいは入賞するスプリンターでした。
しばらくは国際大会の決勝でも名前を目にすることがなかったので、引退したのかと思っていました。
ところが今回の大会では何種目かにチャレンジしていて、50m平泳ぎで金メダル、50mバタフライでも3位となり驚きました。
1980年生まれですから33歳ですが、新たな種目にチャレンジして入賞するのですからすごいと思います。


こうした大会では、少し早めに会場に入ると選手達のアップの様子を見られることも魅力ですが、土曜日には松田丈志選手のアップの様子を間近で見ることができました。
プールサイドには久世コーチの姿がありましたが、久世コーチの元で現役続行になったようです。
来年も、活躍を楽しみにしています!