40年ほど前に、北海道へ旅行したときに東北を通過しました。
早朝に青森に着き、青函連絡船で北海道へ渡りました。夜行列車で真っ暗な中、文字通り通過しただけで、途中の東北の風景は見ることができませんでした。
那須あたりが私が行った本州の北限だったので、八郎潟に行くにあたり、どこを通って行こうか毎日のように地図を眺めてはワクワクしていました。
朝一番の秋田新幹線に乗れば、なんと10時半過ぎには秋田に着くようです。
新潟からは上越新幹線で帰宅するという大まかな計画ができました。
すごいですね。これだけの距離、しかも海岸沿いや山の厳しい地形がたくさんありそうな場所なのに、一泊2日で見てまわることができるのも鉄道網のおかげです。
それから最近は各地の長期天気予報を確認できるので、天候を予測しながら予約を入れました。
おかげで2日間とも晴天に恵まれて、空も海も川も真っ青で、新緑が映えた素晴らしい景色になりました。
そしてまた川をいくつ通過するのか、行く前に地図を見ながら書き出してみましたが、あまりに水色の線が多くて途中で断念。
一級河川と二級河川ぐらいの川だけでも、50以上になりました。
そして東北の場合、たとえば阿武隈川や北上川など、同じ川をなんども越えることに驚きました。
東海道・山陽新幹線沿線や 紀伊半島の川とは、流れ方が違うようです。
車窓から見る東北各地の風景は、想像をはるかに超え、落ち着いて美しいものでした。
しばらく旅の思い出話が続きそうです。
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