数字のあれこれ 60 「体感視聴率40%」

孤独のグルメ」が始まったのは2012年1月5日からだそうですが、そのころは何をしていたのだろうと思い返すと、ちょうどブログを始めようかどうしようかと真剣に悩んでいた時期でした。

 

テレビを観るようになったのはこちらの記事に書いたように、震災の後からぼちぼちで、番組表から面白そうなものを録画予約して、あとで見るぐらいでした。

もともと世間の流行りにうといので、なんとなく勘と好みで選んでいます。

Wikipediaの「孤独のグルメ」のまとめを見ると、「活字中毒とリーデインググラス」を書いた頃、なんと同じ年に「Season2」を放送していた頃だったのですね。

なんで私のアンテナ引っかからなかったのだろうと、悔やんでいます。

 

先日のライブでその理由がわかりました。久住さんが、「最初の頃は番組表にも『孤独』までしか載っていなかった」と話されて会場は爆笑。

そりゃあ見逃しますね。

「Season5」からは毎回録画して、放送日の前にはなんども予約を確認する念の入れようです。

 

 

今日のタイトル、「孤独のグルメ」の視聴率は4%ぐらいだそうですが、久住さんの「体感視聴率は40%ぐらいなんだけれど」というお話から使わせていただきました。

私の周囲だと「体感視聴率80%」ぐらいで、しかもかなりはまり込んでいる人が多いのですけれど。そしてまだ知らなかったという人には、さりげなくステマで引き込んでいます。

 

で、視聴率って何とWikipediaを読んだけれど、なんだか霞のような話でした。

「視聴率」はその時刻に「テレビの電源が入っていた世帯からの割合」で測るものではなく、「調査対象世帯全体に対する割合」である。例えば、100世帯がテレビ視聴率計測の対象だったとした場合、そのうちの「1世帯がテレビをつけていた状態」とする。しかし、「残りの99世帯がテレビを消していた状態」の場合、つけていた1世帯が視聴していた番組の視聴率は100パーセントではなく、1パーセントとなる 。

 

「視聴率計測の対象」ってどうやって選ぶのだろう。なんだかよくわかりませんね。

 

仕事自体が不規則なので基本、テレビ番組は録画で観るのですが、 録画は視聴率には含まれないような話を以前読んだ記憶があります。

ところが最近は、「タイムシフト視聴率」というのもあるのですね。

孤独のグルメ」だけは次のシーズンが来るまで絶対に録画を消さずに何度も見ているのですが、これは視聴率には含まれないのでしょうか。

 

「視聴率」の「歴史」を読むと、60年ほど前の方法が書かれていました。

当時まだ少なかったテレビ所有世帯を探して毎日訪ね、5分刻みで記入できる翌日の番組表を渡して書き込んでもらい、回収した。集計は約一ヶ月かかった。 

のんびりしていたのですね。

 

 

今までもあまり視聴率なんて気にしていなかったし、最近はいろいろな媒体で過去の番組やマイナーなものまで観たいものを観たいときに観ることができて、もしかすると視聴率も質的な意味も含まれる驚異的な変化の時代になるのかもしれませんね。

 

 

 

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孤独のグルメ」についての記事はこちら