先週末は東京都特別水泳競技会がありました。
新型コロナウイルス感染拡大のために公式試合がなくなり、選手の皆さんたちの落胆や戸惑いはどんなものなのでしょう。
そのために、東京都水泳協会による「特別水泳大会」が開催されたようです。
"Re START"
〜未来への再スタート〜
これまで努力を重ねてきた目標への区切りとして、また、新たな目標へ向かうスタートとして「東京都特別水泳大会」を開催します。
観客も声援もない静かな会場で集中してレースが行われたのだろうと思いますが、本当にひとりひとりにとって特別な大会になったのだろうなと想像しています。
待ちに待った古賀選手の復帰戦は会場で大きな拍手を送るつもりだったので、無観客試合は残念でしたが、また泳ぐ姿を見ることができたので本当にうれしいですね。
今までの大会に比べると情報が少ないので、ニュースやネットで伝わる話をもらさないようにとアンテナを張り巡らしている感じです。
29日の夜には、古賀選手ご自身のtwitterに50m背泳ぎの動画をアップしてくださっていました。
2年以上もプールから離れていたことが信じられない泳ぎです。
復帰初レース
50m backstroke 25.04
悪くはないけれど良くもない感じ
バサロが一回足りない、足がバタつく、頭のいちが定まっていない、
浮き上がりのテンポが速すぎる、真っ直ぐ泳げていない等課題が山積み
レース後にこういう風に振り返れる喜び
帰って来たなあ
明日の100も頑張ります!
わずか25秒の間にここまで自分の泳ぎを客観的にとらえ、百分の一秒を再現する。
泳ぎの抵抗になるようなどん底の時間も、別の力へと変えたのですね。
「25秒04」、とてつもなく大きな壁を乗り越えた瞬間だったのかもしれません。
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