小金がまわる 12 <チリもつもれば大金>

経済も苦手、数字も苦手な私なので、今日の話題は不勉強なグチです。


今使っているパソコンが突然不具合になる前にそろそろ新しいパソコンにと思い、重い腰を上げてデーター移行の準備を始めました。
新しいMacはUSBポートの形が変わり数も少なくなってしまったので、その点でちょっと手こずりましたが、案外、データー移行はさくさくと終了。
ほっとしたのもつかの間、また家計簿ソフトが移行できていないことがわかり、原因を調べるとなんとそのソフト自体がサービス終了になるためでした。


え〜、また4年間せっかくつけたデーターがなくなっちゃうと焦りながらプリントアウトしました。
全然、ペーパーレスじゃあないですね。


今までは週ごとの画面で入力していたのですが、年間の収支もわかるようにと印刷したものを見て、こんなに消費税を払っていたのかと、愕然としました。
一人で、年間10〜12万円ほどです。
もれのないように毎日入力していましたから、かなり正確です。


ただ、もっと正確に言えば、あと4〜5万円は増えると思います。
というのもたしか交通費は内税ですから、通勤と日常の交通費以外に、この数年は両親のところへの往復で月に数万円かかる時もあります。


年間に20万円弱の消費税を支払っていることになります。


食品を購入しては「この消費税でもう一品買えるのに」、まとめて服の購入をしたり金額の大きな買い物をすると「この消費税で一日分の食費になるのに」と、毎日、ため息が出ますね。


自営業だと、服や身の回りのものを購入しても経費として確定申告できるのでしょうが、勤め人となると、通勤の服も仕事のために購入した白衣も自腹になります。
年末調整ではこの消費税分は考慮されないので、なんだかすごい重税感ですね。


3%から5%になった時は、まだ気にしていませんでした。
でも8%になってからの、毎日「税金を取られていく感じ」は重苦しくのしかかってきますね。
でもその支出の大半が、食費や日用品、そして交通費ですから、これ以上どこを切り詰めるのでしょうか。
年金だけでは終の住処の確保も危ういので、人に迷惑をかけないように貯金もしなければならないですしね。


カエルは茹でられる前に逃げられるかもしれないけれど、人間はそこから逃れられないかもしれませんね。
あな、恐ろしや。




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