2025-08-01から1ヶ月間の記事一覧

記憶についてのあれこれ 184 「内需拡大」を耳にしてから30年

「内需拡大」という言葉を聞いたのはたしか1990年代前半で、記憶はあいまいなのですが公共事業や公共投資を考えるNPOの事務所だったと思います。 1998年の特定非営利活動促進法ができる前で、当時はまだ数少ないNPO(非営利団体、民間団体)はまさに手弁当で…

内需拡大とは何か

唐突なタイトルですが、これもまた私のやり残した宿題のひとつです。 初めてこの言葉が記憶に残ったのはかれこれ30数年前で、検索すると1980年代にはすでにニュースでは話題になっている用語のようでしたが、経済に疎いまま過ごしていました。 川や用水路そ…

生活のあれこれ 66 国債の利息と普通預金の利息が同じになった

8月はアリの通帳にもちょっとだけ利息が記帳されるので、うれしい月です。 今までだったらすぐに「次の旅行資金」になっていたのですが、今のアリは緊縮財政ですからそのまま貯金ですね。 「利息」というのは普通預金や定期預金ではなく、固定金利の国債です…

水のあれこれ 429 小ヶ瀬井路と中野川の「先人の記録」

小ヶ瀬井路(おがせいろ)の歴史と流れはだいぶ把握できました。 ひとつ気になっているのは、日田駅の南を流れる八重桜の名所の中野川はどこから水が来るのか、ということです。 地図で最初に見た時には、玖珠川右岸から取水された水路が山をくぐって出てき…

記録のあれこれ 222 廣瀬久兵衛の記録

最初は水路名さえわからないままに訪ねた日田市の小ヶ瀬井路(おがせいろ)ですが、廣瀬久兵衛という名前からさまざまな歴史を知ることとなりました。 農林水産省のホームページにもまとめられています。 農業水利施設の礎を造った広瀬久兵衛 大分県日田市 1…

落ち着いた街 86 「歴史の小径」沿いを歩く

こうして帰宅してから遠出した時の写真やメモを見返していくと、見ていた風景がまた違ってくることも散歩の醍醐味ですね。地名から田んぼがありそうと選んだ場所は文政7年に造られた小ケ瀬井路(おがせいろ)によって潤された地域であり、だから「水路が張り…

水のあれこれ 428 日田の「小ヶ瀬井路の碑」

大原八幡宮の境内にあった石碑の「小ヶ瀬」に、ゆふ号が日田駅に到着する少し手前で目を凝らして玖珠川を眺めていたあの場所とつながりました。 車窓から見える玖珠川の300mほど下流に小ヶ瀬(おがせ)町があり、その玖珠川右岸から取水されているように見え…

米のあれこれ 131 日田の田んぼと水路を歩く

旅の出だしからアクシンデントのあった長い1日目でしたが、日田の美しい川や水路と美味しい食事に満足し、ホテルに戻りました。 日田では1泊の予定ですが、2泊いや3泊ぐらいにすればよかったと後悔しました。 ホテルの窓からは北側の山並みと、三隈川右岸に…

生活のあれこれ 65 水郷(すいきょう)の生活

「古今未曾有とされる豪雨」はどんな感じだったのだろうと思いながら、二手に別れた三隈川(筑後川)の北側に架かる島内堰の橋の上を歩きました。 ここから上流の川幅が広くなった場所はまるで湖のような静けさで水を湛え、青空と雲が映っています。 島内堰…

水の神様を訪ねる 110 中ノ島町の水天宮と「古今未曾有と称される豪雨」

三隈川(みくまがわ)が分れる場所は想像以上の美しさでした。 次は、二つに分かれた三隈川の間にある三隈川公園とその西へと小さな水路が描かれて「水天宮」がある場所を歩く計画です。 手前の三隈川には緩やかな段の堰と魚道があり、左手の山にぶつかるよ…

落ち着いた街 85 三隈川が分れる場所

5月初旬の遠出から1ヶ月ほど過ぎた6月10日に、大雨警報でその地名がニュースから聞こえてきました。 美しい街を思い出して、大きな被害が出ませんようにと祈りました。実際に訪ねた場所のニュースというのは我が事のような気持ちになりますね。 そしてそろそ…

つじつまのあれこれ 64 20年前のアンケートに答えた人は何処へ

選挙が終わると、急に世の中の雰囲気が変わることがありますね。 そして、ようやくあの日(2022年7月8日)以来の政治経済の失敗が少し見えてきて何かが変わると思うような波だったのに、老獪な人たちにまたしてもやられている感じ。 びっくりしたのは「米を…

数字のあれこれ 85 実測の国土交通省と目測の財務省

1990年代にダムや公共事業が気になり見て歩くようになった頃は、当時の建設省というのは批判の対象という時代の雰囲気でした。 何も知らないのに知ったかぶりで「公共事業は無駄」とその世の中の雰囲気に加担してしまったことに、本当に自分も怖い人間になっ…

水のあれこれ 427 いよいよ筑後川水系へ

一車両独占だったゆふ号が 、由布院駅からインバウンド客に囲まれて満席になりました。楽しい旅ですから、みなさんよくしゃべりよく食べています。 これも集中力を切らさない修行だと車窓を眺めているうちに、大分川との分水嶺の手前からトンネルが増え、圏…

米のあれこれ 130 大分川上流の車窓からの田んぼ

5月初旬、13時13分別府駅発のゆふ4号に乗りました。川がよく見えるようにとD席を指定してありましたが、なんと他に誰もいない車両でした。 連休明けの閑散期は、やはりいいですねえ。おかげでシャッター音を気にせず、川の写真を撮ることができました。 真っ…

散歩をする 578 品川から別府までの車窓の散歩

ゴールデンウィーク明け、早朝に品川駅へ向かいました。 13度でひんやりしています。連休後半から電車内で咳をする人が増えました。何事も無事に過ごせますようにと祈りながら、のぞみに乗り込みました。 珍しく寝違えて首の右側が痛いのに指定席はAなので、…

散歩をする 577 ただひたすら川と水路とクリークを歩く〜筑後川と遠賀川〜

4月下旬の鹿沼の散歩の10日後、久しぶりに九州への散歩を決行しました。 40年ぶりに佐賀を訪ねたのが2021年の6月下旬で、20代のころに訪ねた友人の田んぼがクリークだったことに遅まきながら気づいて、佐賀の干拓地を歩いてみたいと出かけました。 佐賀の6月…

こんな地図があるといいな 16 進化しつつ誰もが手にできる地図へ

ネットニュースに時々、定期的かな、iPhoneかAndroidかという記事が流れてきます。 私の答えは一択です。 でも案外と、コメント欄を見てもApple マップのためという書き込みはないですね。 iPhoneを使い始めてかれこれ14年。携帯電話でもなく、パソコンでも…

つじつまのあれこれ 63 その時代の疑問の正体が見えてくるのに30~40年

1980年代中頃まで当時の医師はカルテにドイツ語で記載し、明治以降のドイツ医学の流れが続いていましが、その後10年ぐらいで医学の主流はアメリカに移ったという驚異的な変化があった時代だったと思い返しています。 医学だけでなく、あらゆる分野で「先進的…

水のあれこれ 426 日光の大谷川の堰

幻想的な鹿沼の風景を見ることができ、東武日光線新鹿沼駅に戻ったのは12時ごろでした。 予定よりも早く到着したのは、途中で食べるはずだったニラそばが幻になったからでした。 そうだ、時間があるからせっかくだから日光へ足を伸ばしてみようと思いました…

食べるということ 99 幻の「ニラそば」

鹿沼市の美しい水路と田んぼをみることができ、テレビに映っていた幻想的な風景の場所に似た場所も歩くことができて予想以上の鹿沼市の散歩になりました。 唯一、心残りなのが1日目も2日目も、楽しみにしていた食べ物に出会えなかったことでした。 それが「…

散歩をする 576 幻想的な鹿沼の風景を探し歩く

散歩の2日目、ほんと遠出のホテルでは熟睡できます。 おかげで仕事の日に比べて血圧も下がります。 やはり65歳近くになって働くというのは、加齢には太刀打ちできないですからね。「70台なんて皆さんはお若いですから、もっと働いて人生を謳歌しましょう(税…

米のあれこれ 129 黒川の両岸の用水路と田んぼ

黒川右岸の文化用水・木島用水沿いを歩き、13時半、星の宮公園で一休みしました。途中のお蕎麦屋さんの良い香りや、途中で立ち寄ったコンビニの店員さんの「唐揚げも美味しいですよ」の誘惑にも負けずおにぎりだけを購入して公園で食べました。 このあと、ま…

記録のあれこれ 221 歴史は繰り返す

「世界大戦の好況により」という言葉に引っかかってWIkipediaの日本の大戦景気を読んでいたら、まさに「歴史は繰り返す」のだと思いました。 「産業が発展して好景気になった」と言われた第一次世界大戦中からその終戦後の「社会の変化」は、まるで現代のよ…

行間を読む 242 「大正に入り 世界大戦の好況により」

「文化橋の由来」が書かれた石碑を写真に収めて、こうして散歩の記録を書くために改めて読み直すと「大正に入り 世界大戦の好況により」の箇所に引っかかってしまいました。 戦争特需というと私が生まれる10年ほど前からの「朝鮮戦争特需」がまず思い浮かぶ…

水のあれこれ 425 鹿沼の文化用水・木島用水

用水沿いの東屋で休憩し、遊歩道沿いに歩きます。途中、「手づくり郷土賞 生活を支える自然の水 三十選」「金建賞 下水道水緑景観モデル事業」とはめ込まれた石碑がありました。 「手づくり郷土賞」、日野の黒川清流公園や酒匂堰、そして篠田堀親水緑道で目…

落ち着いた街 84 あちこちから水音の聞こえる鹿沼

いよいよ文化用水・木島用水を歩きます。まずは、黒川の取水堰をみることにしましょう。 東武日光線新鹿沼駅から東へ150mほど歩くと国道293号線の交差点があり、その北側50mほどの二叉路の角に小さなお社がありました。 そのすぐ後ろには木陰の涼しそうなベ…

米のあれこれ 128 蓮花と蓮華草と田んぼ

ここ数年全国あちこちの田んぼを見て歩くようになったのですが、最近、子どもの頃の春先の田んぼの風景が復活しているのかなと思うことがあります。 最初は4月ごろの奈良でレンゲが一面に咲いているのを見て、ああ懐かしい、最近みない風景だなあと思ってい…

世界はひろいな 61 東部日光線の車窓の散歩

4月下旬、鹿沼の用水と幻想的な風景を訪ねる散歩に出かけました。 ちょうどローマ教皇の葬儀のニュースが伝えられていました。年をとるということは、その時代を知る方がまた一人いなくなる寂しさと失ったものの大きさを感じることが増えますね。 7時半ごろ…

散歩をする 575 ただひたすら川と用水路を歩く〜鹿沼の用水〜

ある日なにげなくテレビをつけたら、幻想的な風景が目に入りました。 それほど高くない丘陵地帯の間をゆったりと流れる川、堤防のような高さのあるもので遮られていなくて川の周辺に田んぼが広がっていました。 「鹿沼」「ニラの産地」と聞こえてきたのです…