土はゴミではない

ベランダにたくさん植物があって、季節の草花がある生活がうらやましいなと思いながら、NHKのドラマ「植物男子ベランダー」を録画して観ていました。

ポトスのような簡単な観葉植物でもだめにしてしまうので、技術的、能力的に無理だと思うから余計にうらやましく観ていたのかもしれません。

 

こんな私でも20代の頃に大事に育てた植物がありました。

幸福の木と呼ばれていたドラセナです。もうあいまいな記憶ですが、購入した時は50cmほどだったものが倍の大きさになったので、数年の間に1〜2回は植え替えもしたのかもしれません。

私にもやればできるかもしれないと思いつつ、観葉植物のお店で眺めては躊躇するのが土をどうするかという問題でした。

枯らしたら、可燃ゴミにも不燃ゴミにも出せない土が残るからです。

 

そのドラマでは、枯れた植物の「死者の土」を入れた「復活の鉢」がありました。

そういうやり方があったかと思いましたが、きっと死者の土だけがどんどんと増えていくことが想像できるので、やはりベランダーになるのを躊躇しています。

 

「土はゴミとして出せない。ガーデニングで困る使用後の正しい土の処理法」(LIFULL HOME'S PRESS、2017年12月9日)を読むと、最近では回収してくれるお店などもあるようです。

土の処理の問題について、以下のように書かれていました。

プランター1個で10kg前後が不要に 

 

一度植物を育てた土は栄養もなく、また植物の根や茎が残っていると細菌繁殖の原因にもなることがある。植物を植え替える時は、綺麗な花を咲かせるためにも土を新しくする必要がある。その際、古い土をどうするかが問題となる。

一般的なサイズのプランター(65cm)1個で、約12l(重さは土の種類によって異なる)の土が必要となるが、使用済みのものは水などを含んでいるため、1個分10kg前後になる。これだけのものを処分するのはなかなか大変。めんどうになって放置している方もいるのではないだろうか。

 

まだ資源ごみやリサイクルという言葉が浸透していなかった80年代ごろまでなら、なんでも燃やすか埋めていたことでしょうし、土地がある地域ではゴミを投げ捨てられる場所に放置していたことでしょう。「土に還る」と思い込んで。

 

ゴミという環境問題だけでなく、外来種という言葉を知った現在では、正確にどのような影響があるかまではわからないのですが、「鉢の土をむやみにその辺に捨ててはいけないだろう」と思うようになりました。

 

観葉植物に挑戦するのはやはり無理だなと思っていたら、最近、近くの花屋さんに古代蓮がありました。

直径30〜40cmぐらいの容器に、蓮の花が3〜4本咲くようです。

衝動買いしそうになったのですが、自分の能力を思い出してやめました。